YouTubeに動画を投稿したのに、検索しても自分の動画が出てこない。見込み客に見てもらいたいのに、そもそも見つけてもらえない。そんな悩みを持つ方は多いです。
検索結果で上のほうに表示されなければ、見込み客の目に留まることはほとんどありません。そこで、多くの方は「たくさんの人が検索している人気の言葉」を狙おうとします。でも、人気の言葉ほど、同じ言葉を狙う動画やサイトも多く、あなたの動画が上位に出るのは難しくなります。
結論から言うと、上位に表示されやすいのは、探している人の目的がはっきりした、具体的な言葉です。そうした言葉には、いくつかの決まったパターンがあります。
この記事では、上位に表示されやすいキーワードの6つのパターンと、それぞれがなぜ上位に出やすいのか、あなたの商品やサービスに合うキーワードの選び方までをお伝えします。
上位表示されやすいキーワードの6つのパターン
上位に表示されやすいキーワードには、次のような傾向があります。
| パターン | 例 |
|---|---|
| 1. やり方の説明 | 〇〇の方法、〇〇の作り方、〇〇の使い方、〇〇の設置方法 |
| 2. 数字が含まれたもの | サイズ、重さ、期間、価格帯などを含む言葉 |
| 3. 色の名前が含まれたもの | 商品名+ホワイト、ブラック、シルバーなど |
| 4. 固有名詞 | 建物の名前、人物名、商品名など |
| 5. マイナーな地域名、商品名、型番が含まれたもの | 市町村名+サービス内容、商品名+型番など |
| 6. 最近の出来事が含まれたもの | 新しい商品やサービス、業界の出来事に関係する言葉 |
6つに共通しているのは、どれも「探している人が、何を知りたいのかがはっきりしている」ことです。
言葉が具体的になるほど、探している人の数は減りますが、その分、同じ言葉を狙うライバルも減り、見た人が求めている答えにぴったり合いやすくなります。 これが、小さな事業者が動画で上位を狙うときの基本の考え方です。
パターン1〜4:やり方・数字・色・固有名詞
やり方の説明
「〇〇の方法」「〇〇の作り方」「〇〇の使い方」「〇〇の設置方法」といった言葉です。
やり方を知りたい人にとって、動画はとても分かりやすい答えになります。文章や写真だけでは伝わりにくい手の動きや順番も、動画なら一度で伝わるからです。そのため、やり方を説明する言葉では、検索結果に動画が表示されやすい傾向があります。
たとえば、道具を扱うお店なら「〇〇(道具の名前) 使い方」、教室なら「〇〇(習いごと) 始め方」のように作ります。
数字が含まれたもの
サイズ、重さ、期間、価格帯など、数字を含む言葉です。
数字を入れて検索する人は、知りたいことがかなり具体的に決まっています。たとえば「〇か月で〇キロ」「〇万円以下」のような言葉です。こうした言葉に合った動画は数が少ないため、上位に出やすくなります。
ただし、数字を使うときは、動画の中身と合っていることが前提です。できないことを約束する数字は使わないでください。
色の名前が含まれたもの
「商品名+ホワイト」「商品名+ブラック」のように、色の名前を含む言葉です。
色まで指定して検索する人は、買う直前まで気持ちが進んでいることが多く、実物の見た目を確かめたいと思っています。色ごとの実物を見せる動画は、写真よりも質感が伝わるので、こうした人の役に立ちます。
固有名詞
建物の名前、人物名、商品名などの固有名詞です。
固有名詞で検索する人は、そのもの自体に興味があります。たとえば、あなたが扱っている商品や、あなたの地域にある建物の案内などは、固有名詞の言葉で動画を作れます。
パターン5〜6:地域名・型番と最近の出来事
マイナーな地域名、商品名、型番が含まれたもの
「市町村名+サービス内容」「商品名+型番」のような言葉です。
大きな都市の名前より、市町村などの小さな地域の名前のほうが、同じ言葉を狙う動画は少なくなります。地域でお店や教室を開いている方にとっては、特に使いやすいパターンです。たとえば、「〇〇市 〇〇教室」「〇〇町 〇〇サービス」のように作ります。
型番も同じです。型番で検索する人は、その商品をかなり詳しく調べている人なので、使い方やほかの型番との違いを見せる動画が役に立ちます。
最近の出来事が含まれたもの
新しい商品やサービス、業界で話題になっている出来事などに関係する言葉です。
新しい話題は、まだ解説している動画が少ないため、早めに作ると上位に出やすくなります。ただし、話題が古くなると見られなくなるので、ほかのパターンの動画と組み合わせて作るのがおすすめです。
パターンは組み合わせるとさらに強くなる
6つのパターンは、1つずつ使うだけでなく、組み合わせることもできます。組み合わせるほど言葉は具体的になり、探している人の目的に、よりぴったり合う動画になります。
たとえば、ある町で幼児向けのピアノ教室を開いている人がいたとします。この人なら、次のような言葉が考えられます。
- 地域名+サービス内容:「〇〇市 ピアノ教室 幼児」
- やり方+数字:「ピアノ 練習方法 1日10分」
- やり方+固有名詞:「〇〇(よく使う教本の名前) 弾き方」
どれも、検索する人の数は多くないかもしれません。でも、検索した人は「まさにこれが知りたかった」と感じてくれる可能性が高く、教室に興味を持ってもらう入り口になります。探す人は少なくても目的のはっきりした言葉を1つずつ押さえていくことが、動画で集客するときの近道です。
あなたに合うキーワードを選ぶ手順
6つのパターンを知ったら、次の順番で、あなたの商品やサービスに合うキーワードを探してみましょう。
- 商品やサービスに関係する言葉を書き出す:商品名、サービス名、地域名、型番、色、お客様がよく聞く質問などを、思いつくだけ書き出す
- 6つのパターンに当てはめる:書き出した言葉に、「使い方」「始め方」「地域名」「色」などを組み合わせて、具体的な言葉を作る
- 実際に検索して確かめる:作った言葉で検索し、どんな動画やサイトが出てくるか、見込み客が見たい答えがすでにあるかを確かめる
- 動画にしやすいものから選ぶ:動画で見せると分かりやすいもの、あなたがすぐに作れるものから選ぶ
需要のあるテーマそのものの探し方は需要のある動画のテーマを探す方法、動画検索を使ったキーワードの見つけ方はキーワードを動画検索で見つける方法で解説しています。
よくある失敗
| よくある失敗 | どう直すか |
|---|---|
| 人気のある大きな言葉だけを狙う | 目的のはっきりした、具体的な言葉に絞る |
| 動画の中身と関係のない言葉を題名に入れる | 動画で本当に答えている言葉だけを使う |
| 最近の話題の動画ばかり作る | やり方や地域名など、長く見られる言葉と組み合わせる |
| キーワードを決めずに動画を撮り始める | 撮る前に、狙う言葉を1つ決める |
キーワードは、動画を作る前に決めるものです。狙う言葉が決まっていれば、題名も、話す内容も、自然に決まります。決めたキーワードを題名や説明文にどう入れるかは、検索結果で上位表示させるポイントで解説しています。
まとめ
- 上位に表示されやすいのは、人気の大きな言葉ではなく、目的のはっきりした具体的な言葉
- 代表的なパターンは「やり方・数字・色・固有名詞・地域名や型番・最近の出来事」の6つ
- 言葉が具体的になるほど、ライバルが減り、見た人の求める答えに合いやすくなる
- 商品に関係する言葉を書き出し、6つのパターンに当てはめて、実際に検索して確かめる
まずは、あなたの商品やサービスの名前に「使い方」か「地域名」を組み合わせた言葉を3つ作り、実際に検索して、どんな動画が出てくるかを確かめてみてください。
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