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【もう全部読まなくていい!】10冊の本から宝を見つける「ザッピング読書術」

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【もう全部読まなくていい!】10冊の本から宝を見つける「ザッピング読書術」

あなたは、専門分野のリサーチのために意気込んで本を5〜10冊手に入れたものの、「この量を全部読むなんて無理…一体どこから手をつければいいんだ?」と、本の山を前に途方に暮れていませんか?

真面目な人ほど、買った本は一字一句もらさず読まなければいけない、と思い込んでしまいがちです。

ここでは、そんな悩みを解決する、限られた時間で成果を最大化する『ザッピング&ランキング読書術』をご紹介します。

この方法を知れば、もうリサーチのための読書で挫折することはありません。

多くの人がリサーチで時間を浪費してしまうのは、「読書」そのものが目的になってしまうからです。

しかし、本来の目的は「良質な情報を見つけ出し、自分の判断基準を養うこと」のはず。

この記事で紹介する読書術は、その目的を最短距離で達成するための、極めて効率的なアプローチです。

 

大前提:すべての本を「丁寧に読む」必要はない!

まず、あなたにインストールしてほしい最も重要なマインドセット。それは、「買った本を、すべて丁寧に読む必要はまったくない」ということです。

なぜなら、あなたの時間は有限だからです。

クオリティの低い本を一生懸命に読んでいる間に、もっと質の高い、あなたのビジネスを飛躍させるような情報に触れる時間が奪われてしまいます。

何かをやること、それは同時に、何かを”やらない”という選択でもあります。

リサーチの目的は、最短でその業界の「当たり」を見つけ、自分の「目」を養うこと。

これから紹介する方法は、そのための戦略的な読書術です。

 

良書を見抜く「目」を養う!ザッピング&ランキング3ステップ

では、具体的にどう進めるのか。ステップはとてもシンプルです。

 

ステップ1:ザッピング(速読)で全体を眺める

まずは手元にある5〜10冊の本を、パラパラと拾い読みしていきます。

これを「ザッピング」と呼びます。

表紙や帯、目次を眺め、気になる見出しや図をチェックするだけで十分です。

この段階で、内容を完璧に理解する必要は全くありません。

 

ステップ2:「直感」で仕分ける

ザッピングしながら、「なんとなく面白そう」「これはピンとくる」「これは内容が薄そうだ」といったあなたの直感を信じて、本を仕分けていきましょう。

深く考えず、スピーディーに「良い」「普通」「悪い」の3つの山に分けていくイメージです。

この作業は、書店で立ち読みしながら行うこともできます。

 

ステップ3:読みたい順にランキングを付ける

最後に、「良い」と判断した本の山の中から、「これが一番読みたい(1位)」「次がこれ(2位)」というように、あなただけのランキングを作成します。

このランキングこそが、あなたがこれから時間をかけて深く学ぶべき本の優先順位を示しています。

 

なぜ「まずい料理」を食べ続ける必要がないのか?

この読書術の本質を、料理に例えてみましょう。

まずい料理をたくさん食べ続けても、本当に美味しい料理を判別する「舌」は養われませんよね。

むしろ、最初に超一流の美味しい料理を食べることで、初めて「これは少し味が落ちるな」といった評論ができるようになります。

読書も全く同じです。

質の低い本をいくら読んでも、良書を見抜く「目」は養われません。

私たちが今やろうとしているのは、最初に質の高い本に触れることで、あなたの判断基準そのものをレベルアップさせ、情報に対する感度を上げることなのです。

 

ランキング付けに迷ったら?読むべき本の見極め方

ザッピングを進める中で、判断に迷うこともあるでしょう。

そんな時は、以下の基準で判断してください。

 

  • ケース1:ランキングが付けられない本

「これは、しっかり読まないと考えがまとまらないな…」と感じる本。

それは、あなたにとって読む価値がある「当たり」の本である可能性が高いです。

その本は、ぜひ時間をかけて読んでください。

 

  • ケース2:すぐに「圏外」だとわかる本

パラパラめくった瞬間に「これはランキング外だな」と直感した本。

その本に、もうあなたの貴重な時間を使う必要はありません。

その本を読んでいる間に、もっと素晴らしい本に出会えるチャンスを逃していることを忘れないでください。

 

まとめ

ここまで効率的な本の読み方『ザッピング&ランキング読書術』について解説してきました。

最後に要点を4つにまとめました。

 

  • リサーチのための読書は、すべての本を丁寧に読む必要はありません。

 

  • まずは「ザッピング」で全体を眺め、「直感」で仕分けし、「読みたい順」にランキングを付けましょう。

 

  • 質の低い本に時間を使わず、最初に質の高い本に集中的に触れることで、良書を見抜く「目」が効率的に養われます。

 

  • 「しっかり読まないと判断できない」と感じた本こそ、あなたが本当に時間を投資して読むべき価値ある一冊です。

 

この方法で、膨大な情報の中からあなただけの「宝物」を見つけ出し、ビジネスを加速させてください。