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世界を変える必要は・・・まだない

コラム
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先日ビジネスコミュニティーの懇親会に参加したら、以前セミナーセールスの方法を教えたコーチの方が月に30~40万円くらい安定して稼ぐようになっていました。

別のビジネスもされているので、週1回くらいの活動としては良い数字でしょう。

お礼と言うことで懇親会は奢ってくれました。

 

それで、コーチの方と話して思ったこと。

世の中には「世界を変える!」みたいな情熱・野望・大志がなければ、起業するべきではないと語る人がいます。

そうなんですかね?

 

きっかけなんて何でもいい

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「金持ちになりたい!」
「家族を幸せにしたい!」
「有名になりたい!」
「尊敬されたい!」
「○○を手に入れたい!」

どう考えても、こんな感じで欲望のために起業した方が、ほとんどの場合でパワーも出るし長続きすると思います。

私も世界を変えたいなんて全く思ってなかったし、今も別に世界を変えようなんて大げさなことは思ってません。

自分自身が自由になりたい、豊かになりたいと思って頑張ってきただけです。

 

自分の周りの人とか、自分を信じてついて来てくれる人が幸せになるくらいでいいと思います。

上記のコーチの方もきっかけは副業で収入を増やしたくてコーチを始めたらしいです。

動機は「生活を楽にしたい、もっとお金が欲しい」です。

 

行動できなくなるリスク

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逆にいきなり世界を変えようなんて思ってしまうと、すぐには行動できなくなる気がしますね。

起業経験ゼロで、資金も人脈も知識もない状態から、世界を変えられるほどに強烈なインパクトのある事業を考えて、いきなりビジネスを成功させることができるのか・・・?

私には想像できないですね。

世の中にはできる人もいるかもしれないですが、それこそ天才みたいな人しかできない特殊ケースでしょう。

ゲームの世界でもレベル1でいきなりラスボスを倒すことなんてまず不可能ですから。

 

今まで起業したことの無い人が、突然画期的なアイデアを思いつくのは超レアなケースだと思うし、もしも思いついたとしても、現実味のないものの可能性が高いです。

そして、素晴らしいアイデアだとしてもそれを実行したり、実現する力がないのですぐに壁にぶち当たって諦めるか、延々と勉強や準備を繰り返して実現することなく終わることでしょう。

 

まずは「はじめの一歩」から

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まずは、身近にあることで小規模でもいいので起業してみて、自分や家族の生活の不安が無いレベルで取り組んでみましょう。

ある程度軌道に乗ってきて、事業に全力で打ち込めるだけの時間的・精神的な余裕を作ることができたら、新しいアイデアを実現させられるために必要となる起業・経営の基本的スキルを身につけていき、新規事業に投資できるまとまったお金を用意すればいいです。

そこでやっと世界を変えるということを考えても遅くはないです。

そのほうが、絶対にできることの幅が広がっているはずなので。

 

実際に私の周りでも、アフィリエイトや転売で資金を作って独立し、十分な余裕ができてから規模の大きなビジネスにステップアップしていく人は多いです。

かなり昔に頑張ったことで成果を出している古い時代の経営者は強烈な覚悟がないと起業できないとか、ビジネスを難しいものだと感じさせますが、そんなことはありません。

彼らの時代に起業して成功するためには、確かに強烈な覚悟が必要だったのかもしれません。
(莫大な借金を抱えるリスクもあったので)

でも、今はそんな時代ではないです。

 

自分で商品を作らなくてもいい、
店舗もいらない、
人を雇わなくてもいい。

パソコンとインターネット環境があれば、それだけでも起業できます。

起業に興味があれば、とりあえず大きなリスクを負わずに何でも取り組んでみればいいと思います。

世界を変えるみたいな野望や大志を持ってなくても、成功する人は成功しますから。

 

PS.

私の知り合いで山口さんというプロカメラマンがいますが、彼はカメラ収集と写真撮影が好きでカメラマンとして起業しました。

もともとはお金目的で副業として中古カメラを安く仕入れて、高く売る転売を始めたのですが、そこからカメラの世界の魅力にはまり、プロカメラマンとして活動するまでになりました。

自分の好きなことなので頑張れるらしく、ビジネススキル、マーケティングスキルを真剣に学んで日々新しいことにも挑戦しています。

 

九州を拠点にしながら、関東にもよく仕事で行ってますね。

人物写真なども得意にしているので、撮影してもらった人にとても感謝されています。

カメラのコレクションもどんどん増えているようで、趣味と実益の両立がうまくできている良い実例だと思います。

 

詐欺的なビジネスでもしない限りは、最初はお金目的だろうが、好きなことを突きつめるためだろうが、事業を軌道に乗せること自体が社会への価値提供になるので、起業の動機は何でも良いのだと思いますよ。