「あなたの強みを見つけましょう!」
「あなたのやりたいことをビジネスにしましょう!」
などのキャッチコピーはとても受け入れやすいのですが、これは売り手側の売りやすい方法の一つのポイントなので、実際はそのやり方で結果を出せる人などほんの一握りです。
インターネット上には数多くの高額塾がありますが、そこでの成功率は平均すると5%程度です。
コーチ・コンサルタントの塾についても、だいたいその程度の成功率のようです。
「強みを見つける」ということを目的にした場合は自分のコアを認識するという視点があり、
これについては大切なことだと思います。
確かに自分のコアをしっかりと確立していないとビジネスどころではありません。
一人の人間として本当に心から楽しいと感じる人生を送るためには自分のコアを認識することはとても大切です。
しかし、残念ながらビジネスとして行う場合は、自分一人の都合では成立しません。
自分+他人(環境)
私たちの生きている世界は他人との関わりで成立しています。
人は他人と協調して共存して生きています。
だから、ビジネスも同じように自分の強みだけをゴリ押しするのではなく、他人のコアも
きちんと認識しつつ対応する必要があるのです。
ところが、多くの人や多くの企業は、この視点が絶望的に足りないケースが数多くみられます。
自分のコアだけを無理やり押し付けていては、誰からも選ばれることはなく、見向きもされないので、ビジネスは成立しません。
多くの頑固な職人たちが後継者が見つからずに、やがて廃業していきますが、時代のニーズをまったく見ずに自分の都合だけを押し付ける姿が受け入れられるのはやはりほんの一握りになってしまいます。
自分のコアと他人のコアを照らし合わせたうえで、他人のためにあなたが何が出来るのか?
そして、そのサービスは喉から手が出るほどに本当に欲しがるものなのか?
そのようなテーマを具体的に提示して、ライティングのスキルを使い、相手にメッセージを届けます。
そのメッセージに共感してくれた人が見込み客になり、さらにあなたからの多くのメッセージを受け取ることであなたとの信頼関係が構築されて、その結果としてあなたのサービスにお金を払ってくれるようになります。
意味不明な謎のテーマでブログを書いている人が大勢いますが、
「お金を払ってでも欲しいと思う人がいるのか?」
と思うもので溢れていますね。
私たちは、人の役に立つ対価としてお金を頂きます。
人が欲しいと思わないものを提示しても意味はありません。
ビジネスでは、価値を感じてもらえない自分勝手で独りよがりのサービスに明るい未来はありません。
どんなにアクセスを集めても、ブログから何の反応もない場合はあなたの打ち出しているテーマを誰も求めていない可能性があります。
そんな場合は、何度も修正をしながら読者の反応を観察してみてください。
これらの対応をしっかりしていけば、収入がいつまでもゼロなんてことは無くなりますので。