【2025年最新】Gemini 2.5 Proの使い方。私が「セールスコピー最強」と断言し、ChatGPTから乗り換えた4つの理由。
これまで、「ChatGPT-5」(日本語の画像生成は最強)と、「Claude」(論理的な長文作成は最強)という、2つの強力なAIについて解説してきました。
しかし、AI戦国時代の戦いは、まだ終わりではありません。
「画像はChatGPTでいい。文章はClaudeでいい。でも…」
「結局、一番“売れる”文章を書いてくれるのは、どれ?」
「私のビジネスを、一番“深く”理解してくれるAIは、どれ?」
もしあなたが、AIを「おもちゃ」ではなく、本気で「ビジネスの右腕」にしたいと考えているなら、今回の記事は必読です。
2025年現在。私が、あらゆるAIを徹底的に使い倒した結果、「セールスコピー、マーケティング文章、そしてサイト作成において、現時点で最強」と結論付けた、Googleの「Gemini(ジェミニ)」について。
なぜ私がそう断言するのか、その決定的な理由と、「Gemini 2.5 Pro」の具体的な使い方、そして「無料」で使い倒す裏ワザまで、すべてをお話しします。
AI戦国時代、ついに「結論」が出ました
2025年3月、Googleが「Gemini 2.5 Pro」をリリースしました。
正直に言って、それまでのGeminiは「ChatGPTやClaudeに一歩及ばず」という印象でした。
しかし、この2.5 Proの登場で、勢力図は完全にひっくり返りました。
このモデルの登場により、AIライティングの「質」が劇的に向上し、私がお伝えしているプロンプト(指示文)を、恐ろしいレベルで深く理解してくれるようになったのです。
「ChatGPTは浅い」「Claudeは堅い」…その悩み、Geminiが解決します
私たちが抱えていたジレンマは、こうです。
- ChatGPTは、速いけれど、文章が「短く、浅い」ことがある。
- Claudeは、長くて論理的だけど、文章が「堅苦しく、小難しい」ことがある。
私たちがWeb上で本当に書きたいのは、「読者の心にスッと入ってくる、柔らかくて分かりやすい、でも中身のある文章」のはずです。
その“ど真ん中”を、最も高いレベルで実現してくれたのが、Gemini 2.5 Proでした。
私がGeminiを「最強」と呼ぶ4つの決定的理由
なぜ、私がここまでGeminiを激推しするのか。
それは、他のAIにはない、明確な4つの強みがあるからです。
理由1:文章が「小難しくない」。“売れる”日本語を書いてくれる
私がGeminiにメルマガや電子書籍の執筆を依頼して、一番驚いたこと。
それは、「文章が、小難しくない」ことです。
Claudeが「頭の良いエリートの文章」なら、Geminiは「説明上手な人気講師の文章」とでも言いましょうか。
Googleが持つ膨大な日本語データを学習しているからか、非常に「柔らかく」「噛み砕いた」表現が得意です。これは、専門的な内容を分かりやすく伝えたいブログ記事や、電子書籍の執筆に最適です。
そして、この「柔らかさ」が、「広告コピー」や「セールスレター」で最強の武器になります。
私がGeminiに書かせた広告文は、実際に高い成約率を叩き出しており、私自身、絶大な信頼を寄せています。
理由2:あなたの「カスタム指示」に、一番“忠実”に従ってくれる
これは、他のAIを使っていてストレスを感じていた方には、朗報です。
ChatGPTの「カスタマイズ」やClaudeの「個人設定」と同じ機能が、Geminiには「保存された情報」という名前で搭載されています。
ここに、あなたの「背景情報(マザープロンプト)」や「AIへの指示(プロのコピーライターとして書いて、など)」を入力しておくのですが…
私の体感では、Geminiが、この「カスタム指示」に最も“忠実”に従ってくれます。
ChatGPTやClaudeでは、時々この指示を忘れたかのような「素の回答」が返ってくることがありましたが、Geminiは(特に2.5 Proでは)ほぼ確実に、私が設定した「プロのコピーライター」として振る舞い、私のビジネスを理解した上で回答を生成してくれます。
AIがあなたの「分身」として機能するかどうかは、この「指示への忠実さ」にかかっています。
理由3:文章だけじゃない。Geminiは「Webサイト」も作れる(しかもセンスが良い)
これが、私がGeminiを最強と呼ぶ、2つ目の決定的な理由です。
Geminiは、「セールスレターの文章を書いて」と頼んだ後、「今書いた内容で、Webサイト(HTML)を作って」と頼むと、本当にWebサイトのコードを丸ごと生成してくれます。
「え、そんなのChatGPTでもできるよ」と思いますよね?
違います。「デザインセンス」が、まったく違います。
ChatGPTやClaudeが作るサイトは、正直、デザイン的に「うーん…」というレベルのものが多いのですが、Geminiが作るサイトは、驚くほど「今風」で「センスが良い」のです。
私たち個人事業主が、業者に高いお金を払わずに、AIに文章を書かせ、そのまま「売れるデザイン」のセールスページまで作らせることができる。
これは、まさに革命です。(※この講座のチャプター4で、この方法を詳しく解説しています)
理由4:「ディープリサーチ」が、ただの“調べ物”で終わらない
ChatGPTにもClaudeにも「ディープリサーチ」機能はありました。
しかし、Geminiのディープリサーチは、その「アウトプット」が違います。
私が3つのAIに同じリサーチをさせたところ、Geminiが最も時間がかかりましたが、200件以上という最も多くの情報ソースを元に、最も詳細なレポートを作成してくれました。
そして、ここからがスゴい。
Geminiは、その長文レポートを、
- Googleドキュメントにエクスポートする(当然)
- 分かりやすい「Webページ(インフォグラフィック風)」に作り変える
- 「音声解説」(男女2人の対談形式)を自動で生成する
- 「クイズ」を自動で生成する
といった、「私たちが理解するのを助ける」機能が満載なのです。
リサーチを「情報」で終わらせず、「知識」に変えてくれる。これがGoogleの強みです。
Geminiの「使い方」と「無料」で使い倒す裏ワザ
では、この最強のGemini 2.5 Proをどう使えばいいのか。
そして、どうすれば「無料」で使えるのかを解説します。
ステップ1:2つのアクセス方法を知る(公式アプリ vs AI Studio)
Gemini 2.5 Proを使うには、2つの方法があります。
- 公式アプリ(gemini.google.com)で有料プランを契約する
- これが王道です。月額2,900円(※2025年現在)の「AI Proプラン」に入れば、Gemini 2.5 Proが使えます。
- ChatGPTやClaudeと同じ感覚で、日本語の分かりやすい画面で使えるのがメリットです。
- 【裏ワザ】Google AI Studio を使う
- 「Google AI Studio」は、本来「開発者向け」のテストサイトです。
- 驚くべきことに、Googleアカウントさえあれば、ここの「Gemini 2.5 Pro」が(今のところ)無料で使えてしまいます。
- デメリットは、画面がすべて英語で、少しとっつきにくいこと。
- しかし、「コストをかけずに最強のAIを使いたい」という方には、これ以上ない選択肢です。後で、このAI Studioの使い方も解説します。
ステップ2:【最重要】Geminiの「脳」に、あなたの情報を記憶させる
公式アプリを使う場合、まず最初にやるべき設定があります。
左下の「設定」から「保存された情報」(ChatGPTのカスタム指示と同じ)を開いてください。
ここに、あなたの「背景情報(マザープロンプト)」を全力で書き込みます。
(例:私はプロのダイレクトレスポンスマーケッターのコピーライターとして…)
前述の通り、Geminiはこの指示に非常に忠実です。ここをしっかり設定することが、Geminiを「最強のアシスタント」にするための鍵です。
ステップ3:「Gems(ジェム)」で、あなた専用のAIアシスタントを作る
Geminiには「Gems(ジェム)」という機能があります。
これは、ChatGPTの「GPTs」やClaudeの「プロジェクト」と同じ、カスタムAI作成機能です。
よく使うプロンプト(例えば「メルマガ作成用」「ブログ構成案用」)を「Gem」として保存しておけば、ワンクリックでAIをそのモードにできます。
ステップ4:「音声入力」で、プロンプト入力をサボる方法
Geminiのマイク機能は、非常に高性能です。
キーボードで長いプロンプトを打つのが面倒な時、私はマイクをオンにして、AIに話しかけています。
「今日のメルマガのネタなんだけど、昨日こんなことがあってさ…」
と、雑談のように話すだけで、AIがそれを正確に文字起こしし、プロンプトとして受け付けてくれます。これは本当に便利なので、ぜひ試してみてください。
Geminiの「弱点」と「強み」
もちろん、Geminiも万能ではありません。
弱点:日本語の「画像生成」は、まだChatGPTに勝てない
Geminiにも「Imagen」という画像生成機能はありますが、日本語の文字を入れると、高確率で文字化けします(中国語のようになったりします)。
ブログのアイキャッチ画像などで「日本語の文字」を入れたい場合は、素直にChatGPT-5を使いましょう。これが2025年現在の最適解です。
強み:動画生成(Veo)は、AIの中で“ベスト”のクオリティ
一方、Geminiの動画生成機能「Veo(ベオ)」は、OpenAIの「Sora」と比べても、クオリティがベストだと私は感じています。
(※有料プランでも1日に使える回数には制限があります)
このチャット欄から直接、高品質な動画を生成できるのは、とんでもない強みです。
私の最終結論:2025年、1つだけ選ぶなら「Gemini」
ここまで、3大AIを徹底的に比較してきました。
私の結論は、明確です。
- 日本語の「画像」が欲しい → ChatGPT
- 「コーディング」や「堅い長文」が欲しい → Claude
- 「セールスコピー」「ブログ」「メルマガ」「電子書籍」といった“売るための文章”が欲しい
- そして「Webサイト」まで作りたい
…この、私たち個人事業主の「中核業務」において、「Gemini 2.5 Pro」が、現時点で頭一つも二つも抜け出しています。
もしあなたが「どれか1つだけ」に課金する、あるいは「どれか1つだけを無料で極める」と決めるなら、私は迷わずGeminiをおすすめします。
次のステップ:「AIにサイトを作らせる」具体的なプロンプトとは?
「Geminiが最強なのは分かった」
「AIにセールスページの“デザイン”まで作らせるなんて、信じられない。具体的にどうやるの?」
そう思われたことでしょう。
そこで、Geminiを使って、売れるセールスレターとWebサイト(HTML)を同時に生成させる」ための、私が使っているプロンプトと手順を、実例を交えて詳しく解説します。
(※もしあなたが、AIを使って「売れる文章」を最速で書く方法の全体像を知りたい場合は、まずは無料の電子書籍やウェブセミナーをご覧になることをお勧めします。)
次は、今日「裏ワザ」としてご紹介した「Google AI Studio」の具体的な使い方を解説します。これで、あなたも「無料」で「最強のAI」を使いこなせるようになります。



