おめでとう!あなたは”ネット上の不動産オーナー”になりました
あなたは、第1章から第4章までの長い道のりを経て、ランディングページ、ステップメール、そしてオファーという、フルオートマーケティングの基本的な仕組みのすべてを、今その手にしました。本当にお疲れ様でした。
その仕組みは、一度正しく構築してしまえば、あなたが寝ている間も、遊んでいる間も、あなたのために毎月の収入を生み出し続ける、いわばインターネット上の”不動産”のような、非常に価値の高い「資産」です。ここでは、あなたが手にしたその資産の価値を再確認するとともに、その収益をさらに巨大化させる「上級編」の世界へと、あなたをご招待します。
基本編で満足しないでください。あなたは今、ようやくスタートラインに立ったところ。ここからが、フルオートマーケティングの真髄を学ぶ、本当の冒険の始まりです。
あなたが手にした「自動販売システム」の価値
まず、あなたがここまでで作り上げたものの価値を、もう一度確認しておきましょう。
ランディングページに自動で読者が集まり、自動でメールアドレスが登録され、自動でステップメールによる教育が始まり、そして、自動で商品が売れていく…。
この流れが完成したということは、あなたはインターネット上に、自分だけがオーナーの「全自動販売システム」を設置したことと同じです。一度設置してしまえば、あとは最小限のメンテナンスで、毎月チャリンチャリンと収益を生み出してくれる、まさに不動産のような資産。これだけでも、正しく運用すれば、生活に困らないほどの金額を稼ぎ出すことも十分に可能です。
しかし、あなたがもし、さらなる高みを目指すのであれば。この自動販売機を、一台の小さな機械から、巨大なショッピングモールへと”巨大化”させていく方法を、これからお伝えします。
上級編への道:仕組みを“巨大化”させる3つの柱
第5章から始まる「上級編」では、あなたの自動収入をさらに増やすために、よりビジネス的な要素を取り入れ、仕組みを巨大化させていきます。その柱となるのは、主に以下の3つです。
1.ステップメールの原稿を増やす:
より長期にわたるステップメールを構築し、読者との関係性をさらに深め、より多くの価値を提供していきます。
2.販売する商品を増やす:
一つの商品だけでなく、複数の商品を適切なタイミングで販売し、お客様一人あたりの生涯価値(LTV)を最大化させます。
3.購入者、非購入者でアプローチを変える:
リストをセグメント(分割)し、「商品を買ってくれたお客様」と「まだ買ってくれていない見込み客」とで、送るメッセージの内容を変え、より成約率の高いアプローチを行います。
仕組みの進化:フロントエンドから「バックエンド」へ
この「巨大化」の流れを見てみましょう。
あなたがこれまで作ってきた基本の仕組みは、以下のようなシンプルなものでした。
【基本の仕組み】
ランディングページ → ステップメール → 販売(オファー)
これが上級編では、以下のように進化します。
【上級の仕組み】
ランディングページ → ステップメール → 販売(オファー) → バックエンド
新たに出てきた「バックエンド」という言葉。これが、あなたの収益を爆発的に増やす鍵となります。
簡単に言えば、最初のオファー(これをフロントエンド商品と呼びます)を購入してくれたお客様に対して、さらに高額で、より価値の高い別の商品(バックエンド商品)を提案する、という考え方です。
新規のお客様に商品を買ってもらうよりも、一度あなたの商品を買って満足してくれたお客様に、別の商品を買ってもらう方が、何倍も簡単だというのは、想像に難くないでしょう。この「バックエンド戦略」こそが、大きな収益を自動で生み出し続ける、ビジネスの核心なのです。
まとめ
ここまで、フルオートマーケティングの基本の仕組みの総括と、次なるステージである上級編の予告をしてきました。最後に要点を4つにまとめました。
- あなたが第4章までで作り上げた仕組みは、それ単体でも収益を生み出す、インターネット上の「不動産」のような価値ある資産である。
- 「上級編」では、この資産をさらに”巨大化”させ、収益を飛躍的に増やすための、より高度なビジネス戦略を学ぶ。
- その戦略の柱は、「ステップメールの長期化」「販売商品の複数化」「リストのセグメント化」の3つ。
- 特に重要なのが、一度商品を買ってくれたお客様に、さらに高価値な商品を提案する「バックエンド戦略」という考え方である。
あなたは今、自分だけの不動産の最初の1棟を建て終えたところです。次なる章からは、その土地に2棟目、3棟目を建て、やがては巨大な街を築き上げるための、真のオーナーとしての思考法を学んでいきましょう。