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同じ告知文を全部の媒体に流していませんか|SNS・メルマガ・LINEの役割の違いと配信の順番

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この記事はチャレンジ企画 完全ガイドの第5章 参加者を集める「5-2 SNS・メルマガ・LINEの役割を分ける」です(全35記事)

時間をかけて募集文を書き上げた。せっかくなので、同じ文章をSNSにも、メルマガにも、LINEにも流した。ところが、どこからもほとんど反応がない。

「募集文の出来が悪かったのかな」と、また一から書き直そうとしていませんか。実はその前に、見直してほしいところがあります。

結論から言うと、反応が弱い原因は、募集文そのものより「同じ文章を全部の媒体に流していること」にある場合が多いです。SNS、メルマガ、LINEは、読まれ方も距離感も、ちょうどいい長さも違います。SNSは興味づけ、メルマガは納得、LINEは行動。役割を分けて、角度を変えながら何度か届けると、同じ企画でも反応が変わってきます。

この記事では、3つの媒体の役割の違い、SNS投稿の5つのパターン、メルマガとLINEの配信の流れ、そして募集期間中の配信の順番をまとめました。

同じ文章を流すと、どの媒体でも弱くなる

募集文は、長めの案内文として作ります。誰向けか、どんな悩みを解決するか、3日間で何が得られるか、どう申し込むか。必要なことが一通りそろっている文章です。

ただ、この長い文章をそのままSNSに載せると、長すぎて読まれません。LINEで送ると、スマホの画面を何度もスクロールさせることになります。メルマガならちょうどいいかもしれませんが、毎回同じ文章が届くと、読者は2通目から開かなくなります。

つまり、募集文が悪いのではなく、媒体に合わない形で届けていることが、反応が弱い原因になっているのです。SNSにはSNSに合った短さ、メルマガにはメルマガに合った深さ、LINEにはLINEに合った分かりやすさがあります。

募集文そのものの作り方は、申し込みが来る募集文の11の構成で解説しています。この記事は、その募集文をもとに、媒体ごとに展開する話です。

SNS・メルマガ・LINEの役割の違い

3つの媒体は、次のように役割を分けて考えます。

媒体 役割 意識すること
SNS 興味づけ・認知・問題提起 短く、1投稿1テーマで、続きが気になるように
メルマガ 背景の説明・教育・納得感 理由や想いを丁寧に伝え、納得して申し込めるように
LINE 行動の後押し・リマインド・申込導線 長く説明せず、次に何をすればいいかをはっきりさせる

一言でまとめると、SNSは「興味を持ってもらう」、メルマガは「納得してもらう」、LINEは「行動してもらう」です。

この順番には意味があります。まだあなたを知らない人は、SNSで興味を持ちます。興味を持った人は、メルマガで背景を知って納得します。納得した人が、LINEの短い案内で申し込みのボタンを押します。それぞれの媒体が、見込み客の気持ちの段階に合わせて役割を持っているのです。

チャレンジ企画全体の集客の位置づけは、チャレンジ企画の完全ガイドの11ステップで確認できます。

SNS投稿は5つのパターンを使い分ける

SNSで一番やってはいけないのは、1つの投稿ですべてを伝えようとすることです。悩みも、問題提起も、ノウハウも、募集も、締切も、全部を1つに入れると、情報が多すぎて読まれなくなります。

SNSでは、投稿ごとに役割を分けます。パターンは大きく分けて5つです。

  1. 悩み訴求投稿:見込み客の悩みを言葉にし、「これは自分のことだ」と感じてもらう
  2. 問題提起投稿:なぜ今までうまくいかなかったのかを伝え、思い込みを変える
  3. ノウハウ訴求投稿:少し役に立つ内容を届けながら、企画への関心を高める
  4. ストーリー訴求投稿:自分の経験や失敗談、気づきを伝え、信頼を作る
  5. 募集投稿:誰向けか、何をするか、得られる成果、日時、申込方法、締切を簡潔に伝える

5つのパターンを、例で見てみる

たとえば、悩み訴求投稿なら「AIを使えば募集文がすぐ作れると思っていたのに、出てくる文章が一般的。原因はAIの使い方以前に、渡す材料の整理にあるかもしれません」のような形です。読んだ人が、自分の経験と重ねられる言葉を選びます。

問題提起投稿なら「企画が作れない理由は、設計が整理されていないからです」のように、うまくいかない理由を構造で伝えます。ノウハウ訴求投稿なら「3日間の企画を作るときは、Day1・Day2・Day3の役割を分けることが大事です」のように、すぐ使える小さな知識を一つ届けます。

ストーリー訴求投稿は、遠回りした経験を入れると伝わりやすくなります。私の場合なら、独立したばかりの頃、何を発信すればいいか分からないままブログやSNSを続け、無料相談をしても成約につながらなかった話がそれにあたります。当時一番欲しかったのは「これをこの順番でやればいい」という手順でした。こうした話は、同じ場所で止まっている人に届きます。

毎回「参加してください」にしない

SNSで大事なのは、毎回同じ案内をしないことです。毎回「参加してください」だけの投稿が続くと、読者は飽きてしまいます。

悩みを言葉にする日、問題提起をする日、ノウハウを届ける日、自分の経験を話す日。いろいろな角度から関心を高めて、最後に募集投稿で申し込みを案内します。1投稿1テーマを守るだけで、投稿は作りやすく、読まれやすくなります。

募集投稿を出すときも、情報を全部載せる必要はありません。誰向けか、3日間で何をするか、得られる成果、日時、申込方法、締切。これを短くまとめ、詳しいことは募集文のページに任せます。

そして、申込導線は必ずはっきり書いてください。せっかく興味を持ってもらえても、どこから申し込めばいいか分からなければ、読んだ人はそこで止まってしまいます。リンクの場所や、プロフィールのどこを見ればいいかまで、一言添えておくと親切です。

メルマガは5通、LINEは4通で届ける

メルマガとLINEは、募集期間中に何通かに分けて送ることを前提にします。一度案内して終わりでは、届かない人が必ず出てくるからです。

メルマガ5通の流れ

メルマガでは、SNSよりも少し詳しく、背景や理由を伝えられます。たとえば、次の5通で組み立てます。

通目 内容 ねらい
1通目 募集開始の案内 誰向けか、何をするか、いつか、申込方法を伝えて、まず知ってもらう
2通目 問題提起 なぜ今までうまくいかなかったのかに気づいてもらう
3通目 参加するメリット 方向性が見える、材料が分かるなど、具体的な変化を伝える
4通目 よくある不安への回答 苦手でも未完成でも大丈夫かなど、不安に答える
5通目 締切前の案内 理由を添えて、締切が近いことを伝える

ポイントは、2通目から4通目で「納得」を積み上げることです。1通目で知ってもらい、2通目で理由に気づき、3通目で参加後の自分を想像し、4通目で不安がなくなる。この段階を踏んでから、5通目で締切を伝えます。

LINE4通の流れ

LINEは、メルマガよりも短く、分かりやすく書きます。読者との距離が近い媒体なので、読みやすさが何より大事です。改行を多めにして、次の行動をはっきり書きます。

  1. 1通目:募集開始。長く説明せず、詳しい案内ページや募集文へつなげる
  2. 2通目:リマインド。迷っている人に、少し角度を変えてもう一度案内する
  3. 3通目:締切前の案内。「本日〇時で締め切ります」と、締切と申込方法を分かりやすく書く
  4. 4通目:当日の案内。Zoomのリンクなど、迷わず参加できる情報を伝える

2通目は、1通目と同じ文章をもう一度送るのではありません。たとえば1通目で企画の概要を伝えたなら、2通目では「こんな悩みがある方に向けた企画です」と悩みの角度から伝え直します。

募集期間中の配信の順番

3つの媒体を組み合わせると、募集期間中の流れは次のようになります。

  1. 募集開始を伝える
  2. 悩みや問題提起で、自分ごとにしてもらう
  3. 3日間で得られる成果を説明する
  4. よくある不安に答える
  5. 締切前にリマインドする
  6. 開催の直前・当日に案内する

この流れの中で、SNSは主に2〜3の興味づけを、メルマガは2〜4の納得を、LINEは1・5・6の行動の後押しを担当します。毎回同じ「参加してください」を送るのではなく、段階ごとに角度を変えて届けていきます。

申し込んだあとは、オープンチャットでの案内に引き継ぎます。申し込み後の投稿の流れは、参加率と宿題提出率を上げる17の投稿で解説しています。

AIで媒体別に展開するときのチェック

媒体ごとに文章を書き分けるのは大変そうに見えますが、ここはAIがとても役に立ちます。募集文に加えて、WHO・WHAT、各日の内容、申込方法、見込み客の悩みと不安を渡せば、SNS投稿、メルマガ、LINEの文章に展開したたたき台を作ってくれます。

頼むときは、条件も一緒に伝えてください。煽りすぎないこと。自然な話し言葉にすること。見込み客の悩みを具体的に入れること。媒体に合った長さにすること。申込方法をはっきりさせること。講座ではAIへの依頼文も用意しています。

ただし、AIの文章はたたき台です。媒体ごとに、次の6つで見直します。

  1. SNS投稿は1投稿1テーマになっているか
  2. メルマガは背景や理由が伝わっているか
  3. LINEは短く、すぐ行動できるか
  4. 毎回同じ内容になっていないか
  5. 申込方法がはっきりしているか
  6. 自分の言葉(現場の感覚や、実際に聞いた悩み)になっているか

特に6つ目は、AIだけでは埋められません。お客様から実際に聞いた言葉や、自分が遠回りした経験を一つ足すだけで、どの媒体の文章も読まれやすくなります。

まとめ

  • 同じ告知文を全部の媒体に流すと、どの媒体でも反応が弱くなる
  • SNSは興味づけ、メルマガは納得、LINEは行動。媒体ごとに役割を分ける
  • SNSは5つのパターンを使い分け、1投稿1テーマを守る
  • メルマガは5通で納得を積み上げ、LINEは4通で短く行動を後押しする
  • 募集開始から当日まで、角度を変えて何度か届ける

まずは、今ある募集文をもとに、SNSの悩み訴求投稿を1本だけ作ってみてください。長い募集文から「悩み」の部分だけを切り出して、短く言い直すところから始めましょう。