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LPで丁寧に教えるほど、登録されにくくなります|ランディングページで「あえて秘密」を残す理由と、予告編に入れる5つの要素

rev-3832 フルオートマーケティング
この記事は約6分で読めます。

ランディングページ(LP)の本文を書き始めると、「自分の知識をしっかり伝えなきゃ」「ここで価値を証明しないと、誰も登録してくれない」と考えて、つい丁寧に中身を説明したくなる。そんな方は多いです。

誠実で、真面目な方ほど、この傾向があります。読者のためを思って、できるだけ多くのことを伝えようとするのです。ところが、そうして作ったLPほど、登録が伸びないことがあります。

結論から言うと、LPでは中身を教えすぎず、「続きを知りたい」と思ってもらうところで止めます。 LPの役割は、読者を教育することではなく、メールやLINEに登録してもらうことです。詳しい解説は、登録してもらったあとのメールで、存分に届ければいいのです。

この記事では、LPで教えすぎると登録されにくくなる理由、LPを「映画の予告編」として書く考え方、予告編に入れる5つの要素、そして秘密を残すこととあおることの違いをお伝えします。

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LPで教えすぎると、登録されにくくなる理由

「LPの本文は、どれくらいの長さがいいですか」という質問をよくいただきます。これには決まった答えはありません。数行のキャッチコピーだけで十分な場合もあれば、動画が1本だけ置いてある場合もあります。

長さよりも大切なのは、LPでは、内容の具体的な解説をしすぎないということです。

LPの段階でノウハウを詳しく説明してしまうと、読者はそこで知りたいことを知ってしまいます。「なるほど、勉強になった」と満足して、登録せずにページを閉じてしまうのです。

ミステリー小説の帯に、犯人の名前が大きく書かれていたらどうでしょうか。その本を買おうとは思いませんよね。LPも同じです。答えを先に全部見せてしまうと、続きを読む理由がなくなります。

LPで伝えるのは、「この続きには、あなたが知りたいことがある」という期待です。答えそのものは、登録してもらったあとのメールで届けます。

LPは教科書ではなく「映画の予告編」

では、LPの本文では何を書けばいいのでしょうか。私がおすすめしているのは、LPを「映画の予告編」として書くことです。

映画の予告編は、物語の結末を見せません。それでも、見どころや雰囲気、登場人物の変化を短く伝えることで、「この映画を観たい」と思わせてくれます。

LPも同じです。本編は、登録後に届くメールや特典です。LPは、その本編がどれだけ役に立ち、どんな内容なのかを伝える予告編に徹します。LPと本編の役割の分け方は、読者を本編に引き込むLPの伝え方でも解説しています。

予告編に入れる5つの要素

予告編としてのLPには、次の5つの要素を入れます。

要素 読者の疑問 伝えること
1. 約束 どんなものがもらえるのか 手に入るものの中身と形
2. 変化 読むと、どうなれるのか 読んだあとに読者ができるようになること
3. 価値 どれだけの価値があるのか その情報が役立つ理由や、作った人の経験
4. 謎 どれだけ面白いのか 読者の思い込みをひっくり返す問い
5. 理由 なぜ登録すべきなのか 今この情報を受け取っておく意味

1. 約束:どんなものがもらえるのか

登録すると何が手に入るのかを、はっきり示します。「〇〇の始め方を5つの手順にまとめたPDF」「毎日1通、7日間届くメール講座」のように、中身と形が分かるように書きます。

2. 変化:読むと、どうなれるのか

受け取った情報を読むと、読者に何ができるようになるのかを伝えます。「自分の商品の強みを、一言で説明できるようになります」のように、読者が自分の姿として想像できる変化を書きます。ただし、結果を保証するような書き方はしません。

3. 価値:どれだけの価値があるのか

その情報が、なぜ役に立つのかを伝えます。作った人がどんな経験から、この内容をまとめたのか。どんな悩みを持つ人のために作ったのか。事実として言えることを書きます。

4. 謎:どれだけ面白いのか

「なぜ、少ない人数でも売上が作れるのか」のように、読者の思い込みをひっくり返す問いを置きます。答えは本編で届けます。ここが、LPで「あえて秘密」を残す部分です。

5. 理由:なぜ登録すべきなのか

最後に、今この情報を受け取っておく意味を伝えます。「商品を作り始める前に読んでおくと、遠回りをしなくてすみます」のように、読者にとっての理由を書きます。期限を書くときは、本当にある期限だけにします。

5つを全部そろえる必要はありません。ただ、登録が伸びないLPを見直すと、たいていどれかが抜けています。特に抜けやすいのが、2つ目の「変化」と4つ目の「謎」です。

秘密を残すことと、あおることは違う

「秘密を残す」と聞くと、「うさん臭いと思われないだろうか」と不安になる方もいると思います。ここは大事なところなので、はっきりさせておきます。

秘密を残すことと、大げさにあおることは違います。 秘密を残すとは、本当にある答えを、あとで届けるために今は伏せておくことです。あおるとは、事実以上のことを約束したり、読者の不安を大きくしたりして、登録させようとすることです。

秘密を残す書き方 あおる書き方
答えは登録後のメールで伝える 本当は無い答えや成果を約束する
本当にある変化を伝える 「もう二度と悩まない」など保証できないことを書く
事実として言える経験や実績を示す 根拠のない金額や、作った数字を示す
今受け取る意味を伝える 「一生損をする」と不安を大きくする

LPであおって登録してもらっても、そのあとのメールで信頼を取り戻すのは簡単ではありません。登録した直後に「思っていたのと違う」と感じた読者は、メールを開かなくなります。

LPで伝える期待と、登録後に届ける中身をそろえておくこと。これが、登録してもらったあとも読み続けてもらうための前提です。無料の特典に何を入れるかは、読者をファンに変える無料特典の4つの条件も参考にしてください。

LPを見直す手順とよくある失敗

今あるLPは、次の順番で見直してみてください。

  1. LPの中で、ノウハウの答えそのものを書いている部分に印をつける
  2. 印をつけた部分を、「答えは登録後に届く」形の問いや見出しに書き換える
  3. 5つの要素(約束・変化・価値・謎・理由)がそろっているかを確かめる
  4. 事実でない約束や、あおる言葉が入っていないかを確かめる
  5. 書き換えた前後で、登録率を比べる

よくある失敗もまとめておきます。

よくある失敗 どう直すか
価値を証明しようとして、ノウハウを全部書く 答えは登録後のメールで届ける
何がもらえるのかが書かれていない 約束(中身と形)をはっきり書く
読むとどうなれるのかが分からない 読者が想像できる変化を書く
興味を引こうとして、保証できないことを書く 事実として言えることだけで書く
LPと登録後の中身が合っていない LPで伝えた期待に、特典とメールで応える

教えすぎて登録や申し込みにつながらないのは、LPだけの話ではありません。セミナーでも、話しすぎると「聞いて満足」で終わってしまいます。その考え方は、無料セミナーで売れない人ほど話しすぎている理由で解説しています。

まとめ

  • LPで中身を教えすぎると、読者はそこで満足して登録しなくなる
  • LPは教科書ではなく「映画の予告編」。本編は登録後のメールや特典
  • 予告編には、約束・変化・価値・謎・理由の5つを入れる
  • 秘密を残すことと、あおることは違う。事実として言えることだけで書く
  • LPで伝えた期待と、登録後に届ける中身をそろえる

まずは今のLPを読み返して、ノウハウの答えを書いてしまっている部分に印をつけてみてください。印がついたところが、「あえて秘密」にする場所です。

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