ビジネスで大きな金額を稼ぐ人を分類すると、主に2つのタイプに分かれます。
実験家タイプ
一つ目は、実験家タイプです。
これは若い人や頭が柔軟な人に多いのですが、好奇心が旺盛で、行動力がある人ですね。
文字通り、自分から進んで色々な思いつきを試したり、色々なノウハウを組み合わせたりしながら、行動していくタイプの人たちです。
インターネットをしっかりとビジネスに活用すれば、金銭的リスクはほんとんど無しでもできるという最大のメリットを得られます。
だから、何か新しいことにチャレンジして失敗しても、大きなダメージを負うことはありません。
そのため、新しいことにどんどん挑戦してみるのも、悪い戦略ではなくなります。
何か一つヒットすれば、一撃で大きな金額を稼げてしまう場合もあります。
その方法を教材にしてまとめて学べるようにすれば、それを販売して稼ぐこともできるようになります。
模倣家タイプ
二つ目は、模倣家タイプです。
実験家タイプの人が発見した有効なノウハウを、お金を払って学ぶか、外側から観察して研究するなどして、忠実に再現していくタイプです。
真面目でありつつ、ずる賢い戦略と言えます。
(後だしジャンケンのようなものです)
ビジネスでは当然ですが、新たな発明をするなど最初に始めた人が一番大きな金額を稼ぐのは当たり前ですが、素早くそれに追従することで大きな成果を手に入れるというチャンスも存在しています。
ちなみに私の場合、完全に模倣家タイプです。
成果が出ることが完全に分かり切っている方法を、コツコツと積み重ねて実践することで成果を出してきました。
もともとそんなに頭が柔軟でもなく、新しいアイデアを生み出すのは苦手なほうなので、素早い二番手になることを心がけてきました。
それから、全く新しい戦略を編み出すことよりも、既存のノウハウの組み合わせや改良に力を入れました。
ノウハウを買ったり、セミナーに参加したり、ビジネス書から普遍的に有効な要素を抜き出して、自分のビジネスに取り入れてきました。
ビジネスを始めたばかりの人が
「自分は後発組だから、ライバルが強すぎて稼げないのでは?」
と不安を口にしますが、後発組でも問題ありません。
実験家タイプの人たちが見つけてくれた方法を、安心して真似していけばいいだけです。
一番リスクが低いし、堅実な方法です。
当然ですが、そこにはライバルがいるので、絶対に差別化や勝つための努力が必要にはなりますが、新しいことを自分で生み出すよりは圧倒的に簡単です。
両方合わせたタイプ
なお、実験家と模倣家の両方を合わせたタイプもいます。
自分で色々なことを試しながら、他人のいいところもどんどん真似をして取り入れるのです。
このタイプの人は、桁違いの金額を稼げる可能性がある最強のタイプですね。
どのタイプがお勧めか?
なお、今の時点でまだ成果が出てなくて、知識も資金力も少ない状態の場合は、模倣から始めるのが一番効率が良いです。
基礎がきちんとできていない状態のときに新しいことをやろうとしても、有効なものはなかなか出てきません。
全く見当外れな無駄なことをしてしまう可能性が高いです。
ビジネスではよく「守破離」という言葉を用いますが、まずはその分野で信頼できる人の教えを忠実に守り(守)、成果が出たら少しずつ自分で変化をさせていき(破)、最終的に自分のオリジナルを確立するのが良いです(離)。
「すでに成功している方法を真似る」
「すでに成果が出ると証明されているものを取り入れる」
成果が出るまでは、必ずこれを徹底してください。
ライバルのブログやメルマガも、全てが教材となります。
「上手だな」「良いな」と思うところは取り入れていき、「下手だな」「嫌だな」と思うところは真似しなければいいです。
もちろん、参考にするのは同じジャンルのビジネスをしている人だけとは限りません。
大企業が取り入れているビジネスモデルや、書籍・雑誌のキャッチコピーやコンテンツの構成、店舗の商品の並べ方や接客の仕方などにも、あなたのビジネスに使えるノウハウは無限に含まれています。
普段から色々なものに注意を向けて、ぜひ真似できる部分は取り入れてみてください。