ステップメールを何通か書いてみたものの、読み返すとどのメールも同じような話をしている。最後に商品を案内しても、反応がほとんどない。そんな悩みを持つ方は多いです。
こういうとき、「通数が足りないのかな」「もっと長く書いたほうがいいのかな」と考えがちです。でも、原因はたいてい通数や長さではありません。
結論から言うと、ステップメールで大切なのは、1通ごとに「このメールは何のために送るのか」という役割をはっきり決めて、正しい順序で並べることです。役割と順序が決まると、同じ内容のメールでも、読者の受け取り方が大きく変わります。
この記事では、ステップメールの1通ごとの役割の決め方と、伝える7つの順序、そして「教育」と「販売」を分けるべき理由をお伝えします。
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この記事の続きとして、登録してくれた人に届く7通のステップメールを、届ける順番に沿ってAIと下書きする方法をまとめました。
1通ごとに「このメールの目的は何か」を答えられるようにする
ステップメールでは、特に登録から最初の1〜2週間のメールに、1通ずつはっきりした役割を持たせます。
たとえば、次のように決めておきます。
- このメールでは、自己紹介をして、自分がどんな人間かを知ってもらう
- このメールでは、なぜこの発信をしているのか、信念を伝える
- このメールでは、問題を解決する方法の選び方を伝える
- このメールでは、お金と時間を使う意味と、今動く理由を伝える
- このメールでは、詳しい案内ページを開いてもらう
どのメールについても「このメールの目的は何か」に一言で答えられる状態を目指してください。答えられないメールは、読者にとっても「何の話だったのか分からないメール」になっています。
役割を決めずに書くと、1通の中に自己紹介もノウハウも商品の話も入り、読者はどれも受け取れないまま終わってしまいます。1通1役割にすると、書く側も迷わなくなります。
読者の気持ちが動く7つの順序
役割と同じくらい大切なのが、順序です。登録したばかりの読者に、1通目から「学びにお金を使う大切さ」を語っても、読者は戸惑います。まだあなたのことも、自分の課題も分かっていないからです。
伝える順序は、次の7つを基本にします。
| 順序 | 役割 | 読者の気持ち |
|---|---|---|
| 1 | 興味を引く | 「このメールは読んでみよう」 |
| 2 | 不信をなくす(信用) | 「この人の話なら聞いてみたい」 |
| 3 | 憧れてもらう(目的) | 「そこにたどり着きたい」 |
| 4 | 問題点に気づいてもらう | 「だからうまくいっていなかったのか」 |
| 5 | 解決の手段を伝える | 「この方法を選べばいいのか」 |
| 6 | 投資と行動の意味を伝える | 「必要なことにはお金と時間を使おう」 |
| 7 | 商品を案内する | 「これが探していたものだ」 |
2〜6は、読者の考え方を整えていく「教育」にあたる部分です。それぞれの教育で何を伝えるかはステップメールで行う6つの教育で詳しく解説しています。ここでは、なぜこの順序なのかに絞って見ていきます。
前半の3つ:読んでもらい、信じてもらい、目指してもらう
1. 興味を引く
どんな発信でも、最初にするのは読者の興味を引くことです。情報があふれている今、忙しい読者は興味の持てないメールに時間を使ってくれません。
読まれなければ、教育も案内もできません。メールの件名、ブログの題名、登録ページのキャッチコピーは、特に「読んでみよう」と思ってもらえる言葉を選びましょう。
2. 不信をなくす
興味を引くには、印象に残る強い言葉が役に立ちます。ただ、強い言葉は同時に「怪しい」と思われやすくもあります。
読者が疑っている状態では、どれだけ熱心に伝えても言葉が届きません。そこで、教育を本格的に始める前に、実績を示す、信念や理念を話す、無料でもしっかり役に立つ情報を届ける、といった形で信用を作っておきます。
3. 憧れてもらう
あなたが示すゴールに向かいたいと読者が思わなければ、読者はついてきてくれません。
たとえば、オンラインで事業をしたいと思っていない人に、その成功法を解説して関連商品を案内しても、良い反応は返ってきません。どんなに役立つ情報でも、必要としていない人には届かないのです。あなた自身や、あなたの方法を実践した人の変化を見せて、「自分もそこに行きたい」と感じてもらいましょう。
後半の4つ:原因に気づき、方法を知り、動く理由を持ち、案内を受け取る
4. 問題点に気づいてもらう
目指したい場所が決まったら、そこに届いていない原因に気づいてもらいます。「稼げないのは、集客の方法を知らないからだった」というように、原因が分かると、読者は「そこを解決すれば進める」と感じられます。
このとき、原因は乗り越えられるものだと必ず添えてください。原因だけを突きつけられると、読者は「自分には無理だ」と感じてしまいます。
5. 解決の手段を伝える
問題点に気づいても、読者はどう解決すればいいのか分かりません。方法も商品も、探せばいくらでも出てきます。そこで、どんな方法を選べばいいのか、その方法の中でどんな商品を選べばいいのか、判断の基準を伝えます。
6. 投資と行動の意味を伝える
人は無料のものや安いものを探しがちで、面倒になると動かなくなることも珍しくありません。案内の前に、「価値のあるものにはお金を使っていい」「考えるだけでなく動くことで前に進む」という考え方を伝えておきます。こうした考え方を持ってもらえると、価格だけで判断されにくくなります。
7. 商品を案内する
ここまでの流れを丁寧に積み重ねていれば、読者はあなたを信用し、ゴールを目指し、自分の課題と解決方法を理解した状態になっています。この段階なら、商品の概要を伝えるだけでも「探していたのはこれだ」と判断してもらいやすくなります。
教育がしっかりできていると、案内の前から「あなたのサービスはどうすれば受けられますか」「セミナーは開かないのですか」といった声が届くこともあります。こうした声が届くかどうかは、教育が伝わっているかを見る目安の一つになります。
教育と販売は、同じメールに混ぜない
ここで大切な注意点があります。1〜6の教育が終わるまでは、メールで商品を売り込まないことです。
たとえば、「学びにはお金を使う価値があります」と投資の教育をしているメールの最後に、「そこでおすすめなのがこの商品です」と続けたらどうでしょうか。読者は「商品を売りたいから投資が大事だと言っているのだろう」と受け取り、それまでの話まで疑うようになります。
教育のメールと、販売のメールは分けます。 教育のメールでは、読者の考え方を整えることだけに集中します。
ただし、商品を持っていることを隠す必要はありません。「いずれ私のサービスもご案内します」と伝えておくのは問題ありません。避けたいのは、教育の途中で焦って売り込むことです。
1通ごとの役割を決める手順と、よくある失敗
実際にステップメールを組むときは、次の手順で進めると迷いにくくなります。
- 最後に案内する商品を決める
- その商品を選んでもらうために、読者に持ってもらいたい考え方を書き出す
- 書き出した考え方を、7つの順序に当てはめて並べる
- 1通につき1つの役割を割り当て、メールの一覧表を作る
- 表の横に「このメールの目的」を一言で書いてから、本文を書く
何通に分けるか、1通をどれくらいの長さにするかは、商品や読者によって変わります。考え方はステップメールの数と長さで解説しています。
よくある失敗は、次の3つです。
| よくある失敗 | どう直すか |
|---|---|
| 1通に複数の役割を詰め込んでいる | 役割ごとにメールを分ける |
| 信用を作る前に、投資や行動の話をしている | 7つの順序どおりに並べ直す |
| 教育のメールの最後に商品を案内している | 案内は教育が終わってから、別のメールで行う |
そもそも、なぜステップメールで教育をするのかという根本の考え方は、教育が必要な理由にまとめています。
まとめ
- ステップメールで大切なのは、通数や長さより、1通ごとの役割と伝える順序
- どのメールにも「このメールの目的は何か」に一言で答えられるようにする
- 順序は、興味・信用・憧れ・問題点・手段・投資と行動・案内の7つが基本
- 教育のメールと販売のメールは分け、教育の途中で売り込まない
- メールの一覧表を作り、役割を決めてから本文を書く
まずは、今あるステップメールの件名を一覧にして、それぞれの横に「このメールの目的」を一言で書いてみてください。書けないメールや、目的が重なっているメールが見つかれば、そこが最初に直す場所です。
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