「有益な情報を発信するので、メルマガに登録してください」
こう呼びかけても、なかなか登録が増えない。そんな悩みを持っている方は多いです。
それもそのはずで、読む側から見ると、まだよく知らない人にメールアドレスを渡すのは小さくない決断です。大きな実績があったり、名前が知られていたりすれば別ですが、始めたばかりの段階では「登録する理由」が見当たらないのです。
結論から言うと、登録率を上げるには、登録のお礼として受け取れるプレゼントを用意し、その価値を登録ページでしっかり伝えることです。実績がなくても、無名でも、「これが欲しい」と思ってもらえれば登録してくれる人は現れます。
この記事では、プレゼントの種類の選び方、商品とのつながりの大切さ、かけてよい費用の考え方、そして受け取る前に価値を伝える書き方を順番に解説します。
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この記事の続きとして、何がもらえるかを3秒で伝える1ページと、サンクスページ・最初のメールまでを、AIと作る方法をまとめました。
登録のお願いだけでは、読者は動かない
まず、なぜプレゼントが必要なのかを整理しておきます。
登録ページを訪れた人の頭の中には、「この人のメールを読む価値はあるのだろうか」という問いがあります。ここで「有益な情報を送ります」と書いても、その中身は相手には見えません。見えないものには、なかなか判断がつかないのです。
そこで、登録の入口に「具体的に手に入るもの」を置きます。
- 登録すると、何が受け取れるのか
- それを受け取ると、どんな悩みが一つ片づくのか
この2つがはっきりしているだけで、読者は「登録してみよう」と判断しやすくなります。プレゼントは、あなたのことをまだ知らない人に、最初の一歩を踏み出してもらうためのきっかけです。
プレゼントの種類は「形」より「相手に合うか」で選ぶ
よく使われるのは、あなたが発信している分野のノウハウをまとめたレポートです。
たとえば、コーチングをしているなら目標達成に必要な考え方をまとめたもの、ダイエットの分野ならダイエットの進め方をまとめたもの、スポーツの指導をしているなら上達のコツをまとめたもの、という具合です。
形は文書に限りません。
| 形 | 例 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 文書 | ノウハウをまとめたレポート、チェックリスト | 手元に置いて何度も見返してほしいとき |
| 音声・動画 | 解説動画、対談音声、セミナーの録画 | 人柄や話し方も一緒に伝えたいとき |
| 素材・道具 | テンプレート、素材集、便利なツール | 相手の作業をすぐ楽にできるとき |
動画を見る習慣のある人が増えたので、文書よりも動画のほうが魅力的に感じる人も多い傾向です。一方で、じっくり読みたい人には文書が合います。どれが正解というより、あなたの見込み客が受け取りやすい形を選ぶのが基本です。
素材やツールを配る場合は、あなたが自分で作ったもの、または配布しても権利の問題がないものに限ってください。他の人が作ったものを勝手に配るのは、トラブルのもとになります。
データで渡せるプレゼントの良いところは、作るのにも配るのにも、お金がほとんどかからない点です。メールで送るか、ダウンロードできるようにしておけば送料もかかりません。一度作れば何人に渡しても減らないので、登録の入口として長く働いてくれます。
商品とつながらないプレゼントは、あとで困る
プレゼント選びで一番気をつけたいのが、その後に届ける情報や、販売する商品とつながっているかどうかです。
たとえば、ビジネスの情報を発信しているのに、登録のお礼がダイエットのノウハウだったとします。ダイエットに興味のある人は集まるかもしれませんが、その人たちはビジネスの話には関心がありません。登録率が下がるだけでなく、その後の商品の成約率も悪くなります。
プレゼントは「誰に登録してほしいか」を決める道具でもあります。
- あなたが最終的に案内したい商品は何か
- その商品を必要とする人は、今どんな悩みを抱えているか
- その悩みの「最初の一歩」を解決するものは何か
この順番で考えると、プレゼントと商品が一本の線でつながります。無料の特典の中身の決め方は、無料の特典は“高級店の試食”で詳しく解説しています。
プレゼントに費用をかけてもいい、という考え方
プレゼントは、お金をかけずに作るのが基本です。ただ、ビジネスの戦略として考えるなら、費用をかけるという選択肢もあります。
登録してもらった後に商品が売れて、その費用を回収できるなら問題はありません。
たとえば、美容の商品を扱っている場合に、化粧品を小さな容器に詰め替えて、お試しのサンプルとして渡す方法があります。例として、商品1個の利益が1万円、サンプル1つの費用が500円だったとします。サンプルを受け取った20人のうち1人が購入すれば、差し引きはゼロです。10人に1人が購入すれば、サンプル10個分の5,000円で利益1万円の商品が売れるので、5,000円のプラスになります。
このように、受け取った人のうち何人が商品を買っているかを記録しておくと、プレゼントにいくらまでかけられるかが見えてきます。
ただし、注意点があります。
- 販売の仕組みがまだない段階で費用をかけると、赤字になりやすい
- 購入につながる割合は、実際に数字を取るまで分からない
- 費用をかけなくても、登録率は工夫で上げられる
費用をかけるのは、登録から販売までの流れができて、数字が取れるようになってからで十分です。最初は、お金ではなく手間と工夫で質を上げることを考えてください。
質にこだわり、受け取る前に価値を伝える
プレゼントの質には、こだわってください。
登録ページの説明だけを魅力的にして、中身が物足りないものでも、読者は受け取るまで中身を確かめられないので、登録率そのものは上がります。けれども、受け取った後に「期待外れだった」と感じた人は、すぐに登録を解除したり、あなたのことを信用しなくなったりします。そうなると、後で商品を紹介しても「この人のおすすめは、どうせこの程度だろう」と受け止められてしまいます。
逆に、受け取ったものが期待以上だったとき、読者は喜んでくれます。「受け取っただけでこんなに役に立つなら、有料の商品はもっと良いはず」と感じてもらえれば、その後のメールも真剣に読んでもらえるようになります。
食べ物の試食と同じです。試食がおいしくなければ、お金を払ってまで食べたいとは思いません。プレゼントで手を抜くのは、試食でおいしくないものを出すのと同じことです。
説明は「有料で売るつもり」で書く
そのうえで大切なのが、プレゼントの価値を登録ページでしっかり伝えることです。せっかく手間をかけて用意したのに、説明が1〜2行しかないのは、とてももったいないです。どれほど良いものでも、読者が「欲しい」と感じなければ登録は増えません。
有料で売るつもりで、次のようなことを書いてみてください。
- 受け取ると、どんな悩みが一つ片づくのか
- 中身は何で、どのくらいの分量か(動画なら何本、レポートなら何章など)
- 作るときに、どんな経験や工夫を詰め込んだのか
- 受け取った後、読者が最初にできるようになることは何か
ここで気をつけたいのは、中身以上に大きく見せないことです。「受け取った後に何ができるか」を具体的に書けば、大げさな言葉を使わなくても魅力は伝わります。プレゼントを本編への入口として見せる書き方は、プレゼントは序章にすぎないでも解説しています。ネタそのものに迷う方は、無料レポートのネタの5つの型も参考になります。
まとめ
- 「有益な情報を送ります」だけでは、まだ知らない人は登録する理由が見つからない
- プレゼントの形(文書・音声・動画・素材)は、見込み客が受け取りやすいものを選ぶ
- 販売する商品とつながっていないプレゼントは、登録率も成約率も下げる
- 費用をかけるのは、登録から販売までの数字が取れるようになってから
- 質にこだわり、受け取った後に何ができるかを具体的に伝える
まずは、今の登録ページのプレゼントの説明を読み返して、「受け取ると何が片づくのか」が一文で書けているかを確かめてみてください。書けていなければ、そこが最初の直しどころです。
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登録ページを飾る人ほど、登録されない
AIで作る「1ページの登録LP」と登録後の最初のメール
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