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「誰が」幸せにするのか?

コンセプトメイキング
この記事は約20分で読めます。

コンセプトは分かりやすく言うと、お客を幸せにする為の企画書のような物です。

 

お客は基本的には自分が幸せになることにしか興味がありません。

だから、メッセージや広告、サービスの紹介があったとしても、それが自分の幸せにつながるのかということを最初に考えます。

そこで、自分の幸せにつながると思ったら興味を持つし、関係ない、寄与しないと思われたら、すぐに離脱していきます。

 

あなたがお客を惹きつけようと思ったら、お客に「あなたについていけば幸せになれるかも」という期待を抱かせる必要があります。

だから、お客を幸せにするための企画書として、誰が、どれくらい、なぜ、どのようにして 幸せにするのかをまとめて、分かりやすくコンセプトという形にしてお客に見せてあげるのです。

それを見せたお客が魅力を感じれば近づいて来てくれるし、魅力的でなければ去っていきます。

そのため、コンセプトはとても大事であり、お客が魅力を感じてもらえるようにしっかり とお客を幸せにするための企画というものを詰め込んでいく必要があります。

 

重要な部分の一つが、「誰が」ということです。

 

誰がお客を幸せにするのか?誰がそのビジネスをしているのか?ということです。

これはかなり重要で、お客がとても関心を持つ部分です。

 

どこの誰かも分からない、変な怪しい、実績も何も無い人に、「大丈夫ですよ。私が幸せにします」とか「あなたに価値を与えますよ」「あなたの悩みを解決しますよ」と言われても、全く信用できないし、魅力的でも何でもありません。

だから、「誰が」というのは、魅力に大きく関わってきます。

 

例えば、あなたは野球がうまくなりたいし、試合に出たいと思っているけど、バッティングがうまくいかず悩んでいるとします。

 

将来はプロ野球選手になりたいけれど、練習してもバッティングがなかなか上達しないと悩でいる時に、「プロ野球選手のイチローがバッティングの極意をマンツーマンで教えます」のようなコンセプトを紹介されたら、見た瞬間に興味を持つはずです。

 

あのイチローが直接教えてくれるなんて、凄く魅力的なオファーだと思うでしょうし、少しくらい高い金額でも払っていいと思えるようなオファーになるでしょう。

しかし、これが「小学生のときに野球少年だった僕がバッティングを教えます!」のようなオファーだったら全く魅力的ではないでしょう。

 

実績も信用も何もない人ではなく、「この人なら本当に私に価値を与えてくれそうだ」、「私を幸せにしてくれそうだ」という期待を抱かせなければいけません。

 

そのため、誰がサービスを提供するかという部分をできるだけ魅力的にする必要があります。

 

あなたにはどんな強みや魅力があるのか?当然ですが、強みや魅力が多いほど、際だっているほどライバルと差別化が可能になり、お客もあなたの元に訪れやすくなります。

 

あなたがこれから行うことは、情報発信です。

 

情報発信によりお客を導き、教育して、セールスをするので、メディア運営をして情報発信をする上で使えそうな強み、お客が魅力に感じそうなポイントというものを考えてみましょう。

 

強みの事例

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強みや魅力として使えそうなものは色々とあるので、例を挙げてみます。

 

1:他者よりも詳しい知識・優れたスキル

2:何も知らない人から信用されそうな実績

3:興味を持たれそうな経歴

4:資本

5:人脈

6:容姿

7:声質

8:行動力

9:好奇心

 

これはあくまで一例ですが、あなたはこれからメディアを運営して情報発信をしていくので、 情報発信をする上でこのようなものがあれば強みになるということを知ってもらえればと思います。

 

 

他者よりも詳しい知識・優れたスキル

あなたが他者よりも詳しい知識や優れたスキルがあり、メディアで情報発信をしていれば、お客は情報を求めてあなたの元に訪れます。

他の人よりも詳しい知識を求められますが、お客よりも詳しい知識、優れた知識があれば、あなたとお客の間に知識格差、情報格差、スキルの差などが生まれ、その差を埋めてあげることがお金に変わります。

 

これは、圧倒的に飛び抜けた凄い専門性などは無くても大丈夫です。

 

例えば、大学教授、プロスポーツ選手、プロの芸術家などのように圧倒的なスキルを持っていて、一般の人が絶対に埋めることができないほどの差ではなくても問題ありません。

 

少しだけでも差があれば、それだけでお金を稼ぐことは可能です。

 

例えば、大学生が中学生や小学生に勉強を教える家庭教師ですが、時給2,000~3,000円とコンビニのバイトよりもはるかに高い時給がもらえます。

でも、それ自体にはたいした専門性はなく、その辺にいる大学生であれば誰でも出来る内容です。

 

多くの人より詳しければ詳しい程に良いですが、最低でもあなたが教えたいターゲットよりも詳しい知識や優れたスキルがあれば、それは強みとして成り立つので、あまり深刻に考える必要はありません。

 

 

何も知らない人から信用されそうな実績

何でもいいので実績があると強みになります。

やはり何も実績のない人が「あなたの悩みを解決します」、「あなたに情報をお伝えします」と言うよりも、ビジネスで大きな成果を出しているとか、何らかの賞を取っているなどの実績があると強みになります。

 

例えば、スポーツなどの場合は、プロの現場で活躍した実績のある人は、実績の無い人よりも人が集まりやすく、信用も増します。

同じことを伝えるにしても、その人物の信用によって説得力は変わってくるので、お客に見せることができる実績があれば、強みとして使えるということです。

 

なお、この実績も圧倒的なものでなくても大丈夫です。

ものすごく専門的だとか、その分野のトップレベルである必要はありません。

 

あなたがお客としてターゲットにしている人たちは基本的にはその分野の素人のはずです。

その分野の知識がゼロに近い初心者をターゲットにすることが多いと思います。

(お客として想定している人はプロ志望や専門家、研究者ではないはずです)

 

何も知らない人たちが、「よくは分からないけれど、何か凄そう」と思うくらいの実績があれば使えます。

 

例えば、お菓子の賞でモンドセレクション金賞受賞という実績があります。

色々なお菓子が受賞していますが、実はかなり緩い条件なので、申請すれば簡単に受賞できるらしいです。

 

モンドセレクションがどんな賞なのか分からないけど、「金賞を受賞しているから、これはきっとおいしいお菓子だ」とお客さんが勝手に思ってくれて買っていきます。

つまり、このように圧倒的でなくても、ほんの少しの実績でも効果があるということです。

 

もっと身近な例として、ブログランキングも実績として使えます。

「人気ブログランキング」など様々なランキングサイトがありますが、中には参加者が極端に少ないジャンルのランキングもあります。

ジャンルによっては自分で毎日1回クリックしているだけで上位にランクインできる場合もあります。

そのような参加者の少ないジャンルのランキングは自分でクリックしたり、友達に頼んだりするだけで1位を取れるので、上位を取っても何も凄くはないのですが、そこで一時的にでも1位になり、その証拠画像を撮って「○○ブログランキング1位」と公開すれば、何も知らない人から見たら「このブログは1位だから凄い」と勝手に尊敬してくれます。

そして、その実績を見て、「これは読む価値がある」と勝手に思ってくれます。

 

つまり、何も知らない人が、凄いと思ってくれれば実績なんて何でもいいのです。

 

なお、私はコンサル生の電子書籍出版をプロデュースして、アマゾンで電子書籍ランキング1位を獲得した実績があります。

しかし、これは一般の書店で販売されている書籍のランキングで1位になることに比べると全く凄い実績ではありません。

それでも、この実績を見た人はコンサル生を凄い人だと尊敬するし、その指導をした私を凄いと思ってくれます。

 

これも「何かよく分からないけどアマゾンで1位なので凄そう」というように勝手に思ってくれます。

 

どんな些細な実績でもいいので、少しずつ積み重ねていけば、いずれは大きな実績に変わります。

 

 

興味を持たれそうな経歴

メディア運営する上では興味を持たれそうな経歴も使えます。

人は平凡な何も経歴のない人よりも、すごい経歴を持っている人、面白い経歴を持っている人の情報のほうが気になるものです。

 

私の場合は、元々はサラリーマンで毎日長時間の残業で自由な時間がほとんどなく、会社と自宅の往復だけの人生で、そこから逃れるために起業したものの失敗して3年の時間と1,000万円の貯金が消えたギリギリの状況で何とか一発逆転で月収100万円以上稼げるようになり、欲しかった自由を今は手にすることができたというギャップを見せています。

 

そういった浮き沈みのある経歴は、普通の人から見れば面白く感じるので、その人が教える

ビジネスの情報には信憑性や興味性があり、読んでみたいと思ってもらえたりします。

 

例えば、広告業界の大手である電通に勤めていた人が、今は独立して広告業界の最前線のノウハウを情報発信していますと言われたら、広告に興味がある人には相当に気になるもののはずです。

その辺にいる何もないただの個人が書いているよりも、電通という超大手の社員が内情なども書いたり、現場で使われているノウハウや裏話を書いたりしていると読みたくなるということです。

 

東大生が教える、医者が教える、弁護士が教えるなど職業も一種の経歴として使えます。

 

私のコンサル生にも面白い経歴を持っている人はたくさんいますが、大学時代に起業して、サラリーマンの年収以上をほとんど働かずに稼ぎ、一度も就職することなく海外旅行を楽しんでいる社会人1年目のニートや、私がコンサルする前には収入がゼロだったコーチなど人よりダメだった経歴も強みとして使えます。

 

興味を引ければいいので、何かしら人と違う経歴を持っていないか探してみるといいでしょう。

自分の過去を振り返ってみて、あなたがターゲットにしたお客さんに興味を感じてもらえる内容だと思えばそれで良いです。

ヒッチハイクで日本一周して、全国各地で様々な人との交流をする中で気づいた事を改めて書きますというようなことでも、面白いし気になる人も現れます。

要するに何でもいいので洗い出してみてください。

 

その他には、資本・人脈・容姿・声質・行動力・好奇心も強みになります。

 

 

資本

お金が無い人よりは、ある人の方がやはり強いです。

お金があれば、それだけで選択肢が圧倒的に増えます。

広告を使ったり、商品を色々と仕入れたり、デザインをプロに依頼したり、プロモーションをプロに依頼したりなど、色々なことが出来るので、お金を持っていれば、それ自体が強みになります。

 

 

人脈

あなたの周りに何かしらビジネスをする上で有利になりそうな要素を持っている人たちがいないか考えてみてください。

これはかなり強力な強みとして使えるようになります。

 

あなた自身にスキル・実績・経歴・過去が無くても、仲の良い友達に凄い人がいれば、協力してもらうのも良いでしょう。

友達に色々教えてもらい、その人の知識を借りて情報発信するのもいいですし、逆に友達に前面に出てもらい、あなたが裏から仕組み化してあげるとか、ビジネスモデルの構築を手伝うなどしてあげるということもできます。

情報記事を書くのは友達や人脈のある相手にしてもらい、ビジネスモデルを作るのはあなたが行うというように役割分担をしても良いです。

 

私も引き寄せの法則やカードリーディング、セラピスト、カウンセラーなどの知識はありませんが、それらの知識を持った人をコンサルティングしています。

コンサルしている人がその業界の知識を持っているので、私は裏方としての役割を行って、成果を出せるように導いています。

つまり、全部を自分一人でやる必要はないということです。

 

凄い実績でなくても、身近でデザインができる人がいるとか、プログラマーがいるとか、集客を代わりにしてくれるような影響力を持っている人がいるとか、それも一つの強みになります。

 

 

容姿

容姿も強みになり得るものの一つです。

簡単に言うと顔ですね。

男性であればかっこいいイケメンとか、女性であれば綺麗な人や可愛い人とかです。

 

自分の強みを割り切って使ってみれば、例えばYouTubeなどの動画サイトにどんどん顔出しして情報発信をするとか、Facebookにどんどん写真を載せて情報発信をすると反応が劇的に変わってきます。

 

特にイケメンではない私からすると悲しいことですが、同じことをするにしてもイケメンや美女がすると反応が高かったり、いいねやコメントがたくさん付いたりします。

 

あなたの容姿が人より良い場合は、それを強みとして出してみるのも一つの方法です。

恥ずかしいかもしれないですが、それを乗り越えれば強みになりますし、集客が早くなる可能性もあります。

 

容姿は興味を引きつけるものの一つなので、逆にイケメンや美女でなくても、個性的な顔立ちや覚えやすいとか愛嬌があるとかでも良いと思います。

 

逆に弱みになるケースもあり、極端に悪人面の場合はお勧めしません。

犯罪者に見えるとか、夢を壊すケースもあるので、その場合は控えたほうが良いこともあるので、ケースバイケースだと考えて下さい。

 

 

声質

声質も強みの一つになり得ます。

今では動画や音声を使うマーケティングが一般的になってきたので、声がすごく通るとか、喋りがうまいとか、聞き心地の良い声とかであれば、動画と音声を使ってみると良いです。

メディアは文字情報だけに拘るのではなく、動画や音声をうまく使えると、より魅力的な演出も出来るので、スキルがあれば使うと良いです。

 

 

行動力がある

行動力も強みの一つになります。

誰よりも早く行動することができると、それだけで強みになることがあります。

 

例えば、YouTuberなどは誰よりも早く面白そうなことを試してみることで注目されるし、影響力のある人は行動力のある人が多いのも事実です。

チャンネル登録者数が多い人は、普通の人がやらないようなバカなことをどんどんして、 それが面白いので大勢の人に注目されています。

行動力が際立っているということは、人を引きつける力の一つと言えます。

 

普通は出来ないようなこともするので、気になって見てしまうということです。

人より早い行動や、人より大量の行動や、他の人がやらない、やれない行動をするというのは面白いです。

 

 

好奇心が強い

好奇心も強みの一つになります。

色々な新しいことに取り組んだりすることですが、行動力ともつながります。

 

メディアを運営して情報発信をするのだから、いつまでも同じようなことだけをしていても 読者に飽きられてしまうし、目立たなくなります。

好奇心がある人は、どんどん新しい情報を探すし、新しい経験を積むので情報発信もしやすいです。

新しいことをしたら、記事を書くとか、動画にするだけでもメディアが成長していくので、日々更新できるという意味でも強みになり得ると言えます。

 

メディアを運営する上で強みとなり得るものは、他にもあると思います。

 

基本的に強みが人よりもあれば、集客しやすかったり、説得力が高まったり、差別化しやすかったりと良いことが多いです。

 

 

 

興味を引くか、信用を高める

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基本的に大別すると、興味を引くか、信用を高めるものが強みになります。

興味を引くことや、信用を高めるものが自分にないか考えてみて下さい。

 

人より詳しい知識や優れた知識がないか考えてみましょう。

圧倒的なものでなくても普通の人よりも少しだけ優れていればいいので、その差があれば、普通の人との差がお金に変わります。

知識の差、スキルの差はお金に変わります。

 

実績は、簡単なものでも良いです。

簡単なものだとしてもそれが出来ない人も多いので、本当に些細なものでも良いです。

例えば、あなたが恋愛ノウハウの情報を発信する場合ですが、実績として挙げるものとして、 これまで5人の女性と付き合った経験があれば、それも実績になります。

世の中には5人も付き合えない人はたくさんいるので、そんな人たちから見れば5人くらいでも、この人の話は聞く価値があるのかも知れないと思ってもらえる可能性があります。

 

興味を持たれそうな経歴、過去が無いか考えてみましょう。

自分の過去の話をすると、みんな面白がって聞いてくれたり、一般的に私の職業は特殊だとか、興味を持たれたり、信用されやすいような過去があれば良いです。

 

お金があれば強みとして考えられますが、圧倒的な金額でなくても個人がメディアを運営する程度であれば、何千万や何億もいらないので、ある程度普通の人よりお金を使える程度あれば良いです。

 

あなたの周りに協力をお願いできるようなすごい知識やスキルを持っている人がいないか考えてみて、見つかるようであれば協力して何かを作ることができないか考えてみましょう。

 

あなたが優れた容姿であれば、その容姿を全面に押し出すマーケティングをすると効果があることも多いです。

 

声質が良ければ、動画や音声を使ってどんどん声を出していくと良いです。

 

行動力が優れているのであれば、それを元にして行動力を使った情報発信をしていく。

 

好奇心も同様で、新しいことにどんどん挑戦して情報発信していく。

これらを高めていくと良いです。

 

容姿は後天的にどうにも出来ないかもしれませんが、それ以外のほとんどが自分の努力で何とかなるものです。

知識、スキルがなければ、身につければいいだけです。

実績も行動を続けていれば、いずれは積み上げることができます。

声質はパブリックスピーキングなどを学べば、スキルは身に付くし、人脈は色々な場所に参加していけば努力次第で手に入ります。

行動力も好奇心も自分次第です。

資本は後々になりますが、しっかりと実践していけばお金を稼げるようになります。

 

ほとんどの項目が、自力で高められるものなので、今の時点で無くても永久に使えないものではありません。

強みは固定化されたものではないということを覚えておいて下さい。

 

 

 

今ある強みに拘らない

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「今ある強みに拘りすぎない」「強みはあとから身につけられる」ということを知っておいてください。

 

「メディアを運営して情報発信しましょう」と言われたら、「私にはそんな知識もスキルもありません。人の興味を引くものを何も持っていません。実績もないし、そんな私が情報発信なんてしても意味はないです」などと言う人がいます。

 

そんな言い訳をする暇があるなら、必要な知識やスキルを身につけるための努力をしてください。

勉強すればいくらでも知識やスキルは身に付くし、私も起業したときにはビジネスの知識もスキルもゼロです。

 

数年前まで私はサラリーマンだったので、会社を辞めてから初めてビジネスの世界を知りました。

サラリーマン時代には自分でビジネスをするなんて興味を持つことすらなかったので、起業当時はビジネス経験も知識もスキルもゼロです。

 

昔は自分には無縁の世界と思っていましたが、起業して数年間うまくいかずに、いよいよどうしようもなくなったので、勉強しようと思い、必死に勉強した結果、こうして今はあなたに教えることができるまでになりました。

色々な商品を売ることも出来るようになったので、今がゼロだからといって何も気後れする必要はありません。

ゼロからでも勉強すればいいです。

 

私のコンサル生もビジネス経験ゼロの主婦からセラピストになるための講座を受けて、今ではセラピストになって人を癒すことをビジネスにして、募集するたびに満員御礼となる人もいます。

 

だから、今の時点で知識やスキルが無いのは何の言い訳にもなりません。

無いなら無いなりに勉強すればいいだけで、自分の関連する分野の書籍を何冊か読むだけでも、何も知らない初心者よりは詳しくなれます。

 

実績は、最初は誰でもゼロからスタートです。

だからこそ、小さなものからコツコツと作っていく必要があります。

私も最初は実績ゼロでしたが、コツコツと増やしてきました。

コンサル生の実績も最初はゼロですが、しっかりと実践していく中で少しずつ実績が出来てきました。

だから、今あるものに拘りすぎずに、強みは後から身につけることができます。

 

 

 

お金になりやすい強み

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お金になりにくい既存の強みで戦うよりもお金になりやすい強みを新たに身につけるほうが成功のスピードは早いです。

 

もともとお金になりやすい強みを持っているのであれば、それを使えばいいです。

しかし、世の中にはお金になりにくい強みがあるので、それに拘りすぎると、成功までの道のりがとても遠回りになってしまいます。

 

例えば、あなたは小説が好きだとします。

小説のことなら1時間でも2時間でも語れるくらい詳しいとしても、あなたはこれから小説関連のビジネスを始めて月収100万円以上稼ぐのはかなり難しいです。

売る商品があまりないし、アフィリエイトも何も無いので、アフィリエイターが小説をアフィリエイトするといっても募集とか一冊数十円の世界なので、いくら頑張っても小さな金額で終わってしまいます。

だからといって出版社を立ち上げるには個人の資金では限界があるし、色々と選択肢が限られてしまいます。

市場の小さな業界の場合は、動く金額も少ないのでお金になりにくいのです。

そんなお金になりにくい既存の強みを生かそうとするくらいなら、需要の大きい市場で多くの人が知りたいとか、お金を払ってもいいと思っているような強みをイチから身につけるほうが早いです。

 

すでに何か人より詳しい知識や優れたスキルがあるとしても、それを生かすより新たに身につけたほうが早いことがあります。

超マイナースポーツである程度知識があるとしても、それで最初から集客するくらいだったら、もしかすると今からビジネスを勉強してビジネスの教材を売った方が圧倒的に早いかもしれません。

 

後から身につけられるので、今の時点であなたに何もなくても全く腐る必要はないし、これからどんどん高めていけば良いです。

お金になりやすい強みを身につける努力をしていくということを意識してください。

 

 

 

強みを見つける質問

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参考までにあなたの強みを見つけやすくする質問をお伝えします。

 

「あなたはこれまでどんな事に時間を使ってきましたか?」

 

人よりもたくさんの時間を使ってきたことがあるのであれば、それは人より詳しい知識やスキルになりやすいということです。

 

例えば、スポーツを何かしていて、その分野であれば人より圧倒的に知識があるとか、使えるスキルがあるとか、趣味で何かをしていて、それが使えるのではないかということを考えてみてください。

 

または、あなたがこれまで強く悩んできたこと、悩んだ時間が長いとか、強い悩みを持っていたのであれば、それは人の悩みが理解できるということなので、同じような悩みを持った人のことが理解できるはずです。

だから、それらの人たちに向けて共感されやすい情報、言葉などを発信していくことが可能になります。

悩んできたということは、それだけ考えたことも多いだろうし、勉強してきたのであれば 情報発信することもできるはずです。

 

そして、あなたが今の時点で強みが何もなくて、これから強みを作る場合はあなたが今強く興味を抱いていることが何かを考えて下さい。

何の興味もない分野は勉強する意欲も湧かないので、興味のある分野があって、それが需要のある分野とか、興味の持っている人が多い分野であれば、その分野に取り組む価値があり、それは早く強みに変えることができます。

 

これから勉強する場合は、興味がある分野のほうが吸収しやすいので、興味のあることをするのは良いことです。

時間を使ってきたこと、悩んでいること、興味を抱いていることなどを考えてみて下さい。

その中でお金に換えることができそうであれば、身につけていきましょう。

 

そして、

・あなたはどんな価値を提供できるか?

・あなたはどんな価値を提供できるようになりたいか?

これを考えて下さい。

 

これが「誰が」で考えるべき重要な部分なので、これを考えるために強みを探します。

 

もしも、あなたが今の時点で何もなくても、どんな価値を提供できるようになりたいかを考えていけば、どんな強みを身につけていけば良いかが分かるようになります。

 

今の時点で何かあればそれでいいし、なければこれから作ることをしていきましょう。

 

誰が価値を提供するのか、誰がお客を幸せにするのかという「誰が」の部分です。

具体的にはどんな強みがあるのか、あるいはどんな強みをこれから作っていくのかということを考えてみましょう。