起業して結果を出すために必要なことは、「独壇場を作る」ということです。
独壇場とは、自分以外の誰かが参入できない自分だけの場所を作ることです。
差別化が重要だと言われますが、人と違うことをして目立つということではなく、あなたにしか提供できない世界を作り上げることで独壇場ができます。
自分以外には、誰もできない事をしているので他の人が真似をすることは不可能です。
そうは言っても、どうやって作り上げるのか?
そこが課題となります。
独壇場の作り方ですが、
「組み合わせ」により作り出すことができます。
例えば、ビジネスの方法を教える仕事をしている場合、ほとんどの人はビジネスの勉強ばかりしています。
同じ仕事をしている人は他にも数多くいて、その人たちも同様にビジネスの勉強をしています。
このままでは、独壇場など作ることはできません。
そこで、自分の持っている別の何かを組み合わせることで、新しい発想を生み出し、提供することを考えます。
すると、ビジネスだけ勉強している人には提供できない内容に進化するので、あなただけの武器へ変わります。
具体的な例ですが、私は、起業の方法を教える仕事をしているので、当然ですが起業に関することを学んでいて、その知識があります。
そして、それ以外にも、売れる商品の作り方、コピーライティング、マーケティングといった部分も学び、インターネットを駆使して販売を行うことに関しての全般的な知識を身につけています。
さらに、心理学や哲学などの知識も併せ持っています。
私は文章を書くときには、ある心理学と哲学の知識も織り交ぜて書いています。
つまり、「ライティングスキル × 心理学 × 哲学」の組み合わせで文章を書いています。
こうなるとライティングの勉強をしただけの人とは全く違う知識に変わります。
商品を販売する際のライティングスキルとして多くの人はコピーライティングを学びます。
しかし、コピーライティングしか学んでいない人はなかなかうまく結果を出せない場合があります。
そこで、私のように心理学と哲学も組み合わせることで他の人との差別化が出来るようになってきます。
ライティングスキル、心理学、哲学を同時に学んでいる人は、他にもいると思いますが、文章を書く技術に活用して起業を教えるコーチ・コンサルタント向けのブログ・メルマガ集客コンサルタントという限定的な業種の人はさすがに日本でも私以外にいないのではないでしょうか?
これが独壇場です。
私のコンサルティングでは、ライティングスキル編でこの理論を具体的にお伝えしています。
これは、私からしか学ぶことができない内容であり、ライバルが真似をすることなど不可能です。
まさか、誰もが知っている歴史上の大物たちの能力を文章にして私が使っているとは誰も思いません^_^
このように、複数の知識を複合させることで世界にたった一人だけしか提供できないものを作れます。
私の場合は、3つを組み合わせていますが、これは2つを組み合わせただけでも十分に可能なことを証明済みです。
そして、これは、特別な知識でなくても大丈夫です。
例えば、得意なスポーツとの組み合わせでもいいですし、学校の勉強で得意だった科目との組み合わせでもいい。
ビジネスと全く関係がない、自分の特技でも構いません。
料理が得意、子育てが得意、旅行にたくさん行っている映画が好き、車が好き、アイドルが好き、などなど・・・
これは何でもいいです。
そして、特別に誰かよりも優れているとか気にする必要はありません。
単独では全く役に立たないと思っている知識でも、それを組合わせることで独壇場を作るきっかけが出来ます。
ビジネスの知識と、外国語の知識を組み合わされるとその時点で私はその世界に入り込むことができません。
だから、私をライバル視する必要もなくなります。
上辺だけの単純な「差別化」では真似をしようと思えば、少し頑張るだけで真似できます。
しかし、独壇場を一度作り上げると、他の誰かが参入すること自体が不可能になりますから、
その時点で「ライバル」の存在が無くなります。
一度、自分自身の独壇場について考えてみてはどうでしょうか?