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なぜ自動で売れる?フルオートマーケティングの秘密「DRM」を徹底解説

フルオートマーケティング
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なぜ自動で売れる?フルオートマーケティングの秘密「DRM」を徹底解説

あなたは、フルオートマーケティングの魅力は理解したものの、「具体的にどういう理屈で自動化するの?」「その”仕組み”の正体をもっと詳しく知りたい」と、次の一歩について考えているのではないでしょうか。

ここでは、そんなあなたの知的好奇心にお応えするため、フルオートマーケティングの”心臓部”ともいえる「DRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)」という考え方をご紹介します。これを読めば、ただの自動化ではなく、なぜ強固で、長期的に収益を生み出し続ける仕組みが作れるのか、その本質が理解できます。

「自動化」と聞くと、便利なツールを導入することばかりに目が行きがちです。しかし、本当に大切なのは「何を」自動化するのか、という設計思想そのものです。

DRMは、時代を超えて多くのビジネスで成果が実証されてきた王道のマーケティング手法。この強力なモデルを自動化するからこそ、フルオートマーケティングは絶大なパワーを発揮するのです。

 

自動化の”正体”とは?フルオートマーケティングとDRMの関係

前回、私はフルオートマーケティングを「自動販売機のような仕組み」と説明しました。では、その自動販売機の”設計図”は何か?それこそが、今回お話しするDRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)です。

DRMとは、広告やメッセージを受け取った見込み客から、”ダイレクトに(直接)” 購入や問い合わせといった”レスポンス(反応)” を得ることを目的としたマーケティング手法のことです。

実は、これは昔からある手法で、身近な例でいえば、クーポン付きのチラシや、電話番号が大きく書かれたテレビショッピングなどがDRMにあたります。「このチラシを持ってきた方限定!」「30分以内にお電話いただいた方には特典が!」といったフレーズ、聞いたことがありますよね。

そして、フルオートマーケティングとは、このDRMの一連の流れを、主にメールなどを活用してインターネット上で完全に自動化したものなのです。つまり、強力なマーケティングの型(DRM)を、インターネットの力で24時間365日稼働させる。これが「寝てても売れる仕組み」の正体です。

これが王道!DRMの不変の3原則

DRMには、どんなビジネスでも共通する、絶対に外せない3つの原則(ステップ)があります。この3つを順番に、かつ自動で実行することが、フルオートマーケティングのゴールです。

原則1:見込み客(リスト)を集める【集客】

最初のステップは、あなたの商品やサービスに興味を持つ可能性のある「見込み客」を集め、その連絡先(メールアドレスなど)をリストとして獲得することです。ブログやSNSを使ってただ人を集めるだけでは不十分で、この「リスト」にまで落とし込むことが重要です。

なぜなら、このリストこそが、あなたから能動的に、いつでもアプローチできる「未来のお客様台帳」、つまりビジネスにおける最大の「資産」になるからです。

原則2:見込み客を「教育」する【教育】

この「教育」という言葉に、少し戸惑うかもしれませんね。「お客様を上から目線で教育するなんて…」と感じる方もいるでしょう。しかし、ここでの「教育」とは、学校の勉強のようなものでは全くありません。

DRMにおける教育とは、「信頼関係を築き、価値観を共有するプロセス」のことです。

具体的には、集めたリストに対して、ステップメールなどを通じて以下のことを伝えていきます。

  • あなたの専門性や人柄
  • お客様が抱える悩みの本当の原因
  • その悩みを解決すると、どんな素晴らしい未来が待っているか
  • なぜ、あなたの提供する商品やサービスがその解決に最適なのか

このプロセスを通じて、お客様は自然と「この人の言うことなら信頼できる」「この人から買いたい」という気持ちになっていきます。いきなり商品を売り込むのではなく、この「教育」のステップを丁寧に、そして自動で行うことが成功の最大の鍵です。

私自身、昔はこのステップを軽視して、リストを集めてはすぐにセールスメールを送っていました。結果は惨敗。しかし、自分の失敗談や業界の裏話、無料でできるワンポイントアドバイスなどを「教育」として配信し始めてから、成約率は劇的に改善したのです。

原則3:商品を「販売(オファー)」する【販売】

十分に信頼関係が築かれ、お客様の「欲しい!」という気持ちが最高潮に達したタイミングで、初めて商品を提案(オファー)します。

ステップ1と2がしっかりと機能していれば、ここは驚くほどスムーズに進みます。無理に売り込む必要はありません。「あなたの悩みを解決する最終手段が、ここにありますよ」とそっと提示してあげるだけでいいのです。お客様は、あなたからの提案を「待ってました!」と受け入れてくれるでしょう。

では、あなたは何をすべきか?具体的なアクションプラン

このDRMの3原則を自動化するために、あなたが具体的に取り組むべきことは、以下の5つのアクションに集約されます。

1.魅力的なコンセプトを持つ情報発信メディア(ブログ等)を構築する。

2.検索エンジンやSNS、広告などを使って、そのメディアに人を集める。(集客)

3.無料プレゼントと引き換えに、メールアドレスを登録してもらう。(リスト獲得)

4.ステップメールを使い、自動で信頼関係を築き、価値観を共有する。(教育)

5.お客様の悩みを解決する商品を、最高のタイミングで提案する。(販売)

この一連の流れを一度作ってしまえば、あとはシステムがあなたに代わって働き続けてくれるのです。

まとめ

ここまでフルオートマーケティングの核となるDRMについて解説してきました。最後に要点を4つにまとめました。

  • フルオートマーケティングの正体は、王道のマーケティング手法「DRM」をインターネットで自動化したもの。
  • DRMには「集客」「教育」「販売」という、ビジネス成功に不可欠な3つの原則がある。
  • 特に重要なのが「教育」。これは売り込む前にお客様との信頼関係を築き、価値観を共有するプロセスを指す。
  • 具体的なアクションは、メディアで集客し、リストを獲得、ステップメールで教育し、商品を販売するという流れをシステム化すること。

なぜ、あの商品は自動で売れ続けるのか?その答えは、このDRMという強力な設計図に基づいているからです。ぜひあなたもこの本質を理解し、揺るぎないビジネス資産の構築を目指してください。