アメブロを読んでいると、コーチやコンサルタントとして活動している人の記事がたくさん出てきます。この人に相談してみたい、と思う人もいる。でも、誰を選べばいいのか、何を基準に決めればいいのかが分からない。そんな悩みを持っている方は多いです。
個人でビジネスを始める人が増えるにつれて、コーチやコンサルタントとして活動する人も増えました。それ自体はとても良いことです。ただ、選択肢が多い分、選ぶ側が「何を見ればいいか」を知っておかないと、自分に合わない人を選んでしまうことがあります。
結論から言うと、コーチやコンサルタントを選ぶときは、肩書きや雰囲気ではなく、「直接相談できるか」「実績」「再現性」「サポート」「料金」の5つを確かめてください。
これからビジネスで成果を出したいと考えているなら、自己流で遠回りするより、成果を出している人から学んだほうが早く進めます。この記事では、申し込む前に確かめたい5つの確認項目と、アメブロの記事からそれを読み取るコツをお伝えします。
コーチ・コンサルタントを選ぶ5つの確認項目
私がコーチやコンサルタントを見るときは、次の5つを確かめています。
| 確認項目 | 確かめること |
|---|---|
| 1. 直接相談できるか | 自分の状況について、直接質問・相談できる機会があるか |
| 2. 実績があるか | その分野で、自分自身が結果を出してきた経験があるか |
| 3. 再現性があるか | 「この順番でやればいい」という具体的な手順を持っているか |
| 4. サポートは十分か | セッションの合間に出た疑問を解決できる仕組みがあるか |
| 5. 料金は中身に見合っているか | その金額で、約束している支援が無理なく続けられるか |
5つすべてが完璧な人を探す必要はありません。ただ、どれか一つでも大きく欠けていると、申し込んでから「思っていたのと違った」となりやすくなります。一つずつ見ていきます。
直接相談できるか、その分野で実績があるか
最初の2つは、「この人に相談して、自分に合った答えが返ってくるか」を見る項目です。
1. 直接相談できる機会があるか
まず確かめたいのは、自分の状況について、直接質問や相談ができる機会があるかどうかです。
教材を渡されて、あとは一人で進めてくださいという形だと、自分の状況に当てはめたときに迷いが出ても、誰にも聞けません。ビジネスは人によって商品も、お客さんも、使える時間も違います。一般的なノウハウを知っているだけでは、自分の場合にどうすればいいかが分からないことが多いのです。
直接相談できる形は、1対1の個別セッションだけではありません。少人数のグループで一人ひとりの質問に答えてもらえる形もあります。会う場所が遠くても、オンラインで話すことができます。大事なのは形式ではなく、あなたの状況を見たうえで、具体的な答えを返してもらえるかどうかです。
直接向き合って答えるのは、指導する側にとっても覚悟のいることです。その場で相手が納得できる話ができなければ、信頼を失うからです。直接相談できる機会を用意している人は、それだけ結果に責任を持とうとしていると考えられます。
2. その分野で実績があるか
当たり前のようですが、意外と見落としやすいのが実績です。
たとえば、起業を支援している人であれば、その人自身が起業して、実際にビジネスを続けてきた経験があるかどうか。経営のアドバイスをしている人であれば、自分で事業を運営した経験があるかどうか。本で学んだ知識だけで教えている場合、実際に手を動かしたときにぶつかる壁については、答えを持っていないことがあります。
気になる人が見つかったら、今の仕事を始めるまでにどんな経歴があったのかを確かめてください。経歴や実績がどこにも書かれていない場合は、申し込む前に直接聞いてみるのがおすすめです。
再現性のある手順と、合間のサポートがあるか
次の2つは、「相談したあとに、実際に手を動かして進めるか」を見る項目です。
3. 再現性のある手順を持っているか
コーチやコンサルタントに相談するとき、あなたが求めているのは結果ですよね。がんばった過程が大切だと言われても、結果につながらなければ、相談した意味がありません。
そこで確かめたいのが、再現性です。再現性があるとは、「この順番でこれをやれば、結果につながる」という手順を持っていて、それが実際に他の人でも結果につながってきた、ということです。
反対に、「やればできる」「とにかくがんばろう」と気持ちを盛り上げるだけで、具体的に何をすればいいかが出てこない場合は注意が必要です。抽象的な話ばかりで、次に何をすればいいかが分からないセッションでは、成果にはつながりにくいからです。
- 指導の内容は具体的か
- 次にやることが、手順として示されるか
- 同じ方法で結果を出した人がいるか
この3つを、無料相談や体験セッションの段階で確かめてみてください。
4. セッションの合間のサポートは十分か
サポートの内容は、とても大事な確認項目です。
セッションを受けたときは分かったつもりでも、実際に手を動かすと、新しい疑問が出てきます。学べば学ぶほど、疑問は増えていくものです。次のセッションまでその疑問を解決できないと、作業が止まってしまいます。
質問できる回数が極端に少ない、返事が来るまでに何日もかかる、といった形だと、疑問が解決できないまま時間だけが過ぎていきます。申し込む前に、セッション以外の時間に、どんな方法で、どのくらい質問できるのかを確かめておきましょう。
5. 料金は、支援の中身に見合っているか
料金は、安ければいいというものではありません。見てほしいのは、「その金額で、約束している支援が無理なく続けられるか」です。
たとえば、3か月のコンサルティングをとても安い金額で提供している場合、生活していくためには、たくさんのお客さんを同時に抱えることになります。そうなると、一人ひとりに使える時間が減り、毎日のセッションに追われて、サポートまで手が回らなくなることもあります。
一方で、少人数のお客さんに集中できる料金設定であれば、時間に余裕があり、一人ひとりに手厚く関われます。料金を見るときは、金額そのものより、「何人くらいを、どんな形で支援しているのか」を合わせて聞いてみてください。
高額な商品がどう設計されていると安心して申し込めるのかは、高額商品を設計する9つの項目で、提供する側の目線から解説しています。選ぶ側にとっても、確かめるポイントの参考になります。
アメブロの記事から、5つの項目を読み取るコツ
アメブロは、書き手と読者のつながりの中で読まれる、SNSに近い場です。そのため、記事や読者とのやり取りから、その人の考え方や仕事の進め方がよく見えます。申し込む前に、次の点を読んでみてください。
- プロフィールに、経歴と実績が具体的に書かれているか
- 記事の中で、具体的な手順や考え方を教えているか
- お客様の声に、どんな状態からどうなったかが書かれているか
- 読者からのコメントや質問に、丁寧に答えているか
- 充実した毎日を見せる記事ばかりになっていないか
プロフィールの書き方については、アメブロの正しいプロフィールの作り方でも解説しています。発信する側に立ったときのポイントですが、選ぶ側から見ても、どこを読めばいいかの目安になります。
選ぶときによくある失敗と、学ぶことへの考え方
最後に、コーチやコンサルタントを選ぶときによくある失敗をまとめておきます。
| よくある失敗 | どう直すか |
|---|---|
| 記事の雰囲気や人柄だけで決める | 5つの確認項目を一つずつ確かめる |
| 料金の安さだけで決める | 支援の中身と、続けられる形かを確かめる |
| その場の勢いで申し込む | 質問したいことを書き出してから相談に行く |
| 無理な金額を払ってしまう | 払える範囲の中で、中身が合うものを選ぶ |
私自身、これまでビジネスの勉強にはかなりお金と時間を使ってきました。教材を買い、本を読み、セミナーにも参加しました。回り道をして、時間とお金を失ったこともあります。
そのうえで、成果を出している人から直接学ぶことを選んだときに、状況が大きく動きました。セミナー講師の仕事を学ぶために50万円ほどを使ったときは、学んだあとにセミナーを始めてすぐ、30万円の商品が売れるようになりました。インターネットマーケティングを30万円で学んだときは、当初の目標だった月収100万円に届くことができました。
成果を出している人は、成功する方法だけでなく、失敗する理由も知っています。その人が何年もかけて学んできたことを、必要なところだけ短い時間で学べるのは、時間を買うことでもあります。
ただし、それは「中身を確かめたうえで、自分に合う人を選んだ場合」の話です。申し込むかどうかをその場で急かされたり、不安をあおられたりしたときは、いったん持ち帰って考えてください。迷っている人への本来の向き合い方は、「今日決めないと損です」は言わなくていいでも書いています。
まとめ
- コーチやコンサルタントは、肩書きや雰囲気ではなく中身で選ぶ
- 直接相談できるか、実績、再現性、サポート、料金の5つを確かめる
- 料金は安さではなく、約束している支援が続けられる形かで見る
- アメブロの記事やプロフィール、読者とのやり取りから中身を読み取る
- 学ぶことは時間を買うことでもあるが、中身を確かめ、払える範囲で選ぶ
まずは、気になっているコーチやコンサルタントを1人選び、5つの確認項目の表に沿って、分かることと分からないことを書き出してみてください。分からない項目が、相談のときに最初に聞くべき質問です。



