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親切のつもりで置いたリンクが、登録を減らしています|LPの“出口”は一つにする理由と、リンクを整理する4つの手順

rev-3840 フルオートマーケティング
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ランディングページ(LP)を作るとき、ふだんのホームページと同じ感覚で、「会社概要」「ほかのサービス」「公式SNS」などのリンクを置いていませんか。読者にいろいろ知ってもらいたい、という親切な気持ちからだと思います。

でも、その親切が、LPの成果を下げていることがあります。

結論から言うと、LPの出口は「登録ボタン」一つにするのが基本です。 LPは、読者にいろいろな場所を見て回ってもらうためのページではありません。登録という一つのゴールに向かって、まっすぐ進んでもらうためのページです。その途中に、わき道をたくさん作らないことが大切です。

この記事では、リンクが登録を減らす理由と、出口を一つにするページの作り方、例外として残してよいリンク、そして今あるLPのリンクを整理する手順をお伝えします。

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LPは「見て回る場所」ではなく「一本道」

登録率の高いLPやセールスレターには、共通する考え方があります。読者に「登録する(申し込む)」か「ページを閉じる」か、そのどちらかを選んでもらう作りになっていることです。

ふだんのホームページやブログは、読者に興味のある記事を自由に読んでもらう場所です。リンクがたくさんあって、あちこち見て回れるほうが親切です。

一方、LPの目的は、登録してもらうこと一つだけです。目的が違うのですから、作り方も変わります。

ホームページ・ブログ LP
目的 いろいろな情報を見てもらう 登録してもらう
リンク 多いほど、見て回りやすい 登録ボタン以外は置かない
読者の動き 自由にあちこち読む 上から下へ、まっすぐ読む

リンクが多いと登録が減る2つの理由

LPに登録と関係のないリンクをたくさん置くと、2つの問題が起きます。

理由1:読者の注意が分かれる

人の集中力には限りがあります。ページの中にリンクがたくさんあると、読者の意識は「これは何だろう」「あっちも気になる」と分かれていきます。その結果、あなたが一番伝えたいメッセージへの集中が途切れ、本文を真剣に読んでもらえなくなります。

LPを読んでいる読者は、「登録しようかな、どうしようかな」と迷いながら読み進めています。その迷いを少しずつほどいていくのが本文の役割です。途中でほかのものに目が移ると、ほどけかけていた迷いがまた元に戻ってしまいます。選択肢が多いほど、人は決めるのを先送りしやすくなるのです。

理由2:一度出ていった読者は、戻ってこないことが多い

こちらのほうが大きな問題です。読者が「ちょっとだけ」と思って関係のないリンクを押し、SNSや別のページに移ったとします。その読者が、もう一度LPに戻ってきて、登録の手続きを続けてくれることは、あまり期待できません。

移った先で別の情報に気を取られ、LPを開いていたこと自体を忘れてしまうこともあります。一度LPの流れから離れた読者を、もう一度呼び戻すのはとても難しいのです。 親切のつもりで置いたリンクが、見込み客を逃がす原因になってしまいます。

実際に私も、過去にLPの登録率をテストしたとき、「SNSのフォローはこちら」というリンクを1つ足しただけで、登録率が10%以上下がった経験があります。リンク1つでも、それだけの影響が出ることがあるのです。

1カラムの「一本道」でゴールまで案内する

「出口は一つ」という考え方を、ページの形にしたものが「1カラム」のレイアウトです。

登録率の高いLPの多くは、サイドバーやページ上部のメニューがなく、縦に長い一本道の作りになっています。これは、出口を一つにする考え方を、形の面から守っているからです。

LPを、遊園地のウォータースライダーだと思ってみてください。頂上から滑り始めたお客様を、ゴールのプールまで一直線に案内したいはずです。途中に別のプールへ分かれる道や、スライダーの外に出られるはしごがあったら、多くのお客様はゴールにたどり着く前にいなくなってしまいます。

LPも同じです。キャッチコピーで読者に滑り始めてもらったら、あとは登録ボタンというゴールまで、途中で邪魔の入らない一本道を用意します。LPの基本の構成と、1カラムにする理由は、高成約率LPの基本構成テンプレートでも解説しています。

例外として残してよいリンクと、外したリンクの置き場所

「リンクが1つでもあったらだめ」というわけではありません。たとえば、法律で必要な「特定商取引法に基づく表記」や、個人情報の取り扱いについてのリンクを、ページの一番下に小さく置くことはあります。

ただ、マーケティングの面から考えると、特別な目的がない限り、登録ボタン以外の押せる部分はできるだけなくすのが基本です。

では、SNSやほかのサービスのことは、読者に伝えなくていいのでしょうか。そんなことはありません。伝える場所を、登録のあとに移せばいいのです。

伝えたいこと 置く場所
SNSのアカウント 登録直後のページ(サンキューページ)や、登録後のメール
ほかのサービスや商品 登録後のメールで、関係が深まってから
あなたのプロフィール LPの本文の中に、登録の理由として短く書く

登録してもらったあとなら、SNSをフォローしてもらっても、登録が失われることはありません。登録直後のページで案内することは、サンキューページの戦略で解説しています。

今あるLPのリンクを整理する4つの手順

すでにLPを作っている方は、次の順番で見直してみてください。

  1. LPの中の、押せる部分をすべて書き出す(メニュー、画像のリンク、文中のリンク、ボタン)
  2. 登録ボタンと、法律で必要なリンク以外に印をつける
  3. 印をつけたものを、LPから外す。どうしても伝えたいものは、登録後のページやメールに移す
  4. 外す前と外したあとで、登録率を比べる

4つ目の手順が大切です。見た目で判断するのではなく、登録率の数字で確かめます。リンクを外したことで登録率が上がれば、そのリンクが読者を外に連れ出していたと分かります。変わらなければ、次は本文やキャッチコピーなど、ほかの場所を見直す番です。比べ方の手順は、LPのA/Bテスト入門を参考にしてください。

出口を一つにするときによくある失敗

最後に、つまずきやすいところを整理しておきます。

よくある失敗 どう直すか
ホームページと同じメニューをLPにもつける LPはメニューなしの1カラムにする
SNSのリンクを「念のため」置いておく SNSの案内は、登録後のページやメールに移す
本文の途中に、参考記事へのリンクを入れる 本文の中で説明を完結させる
登録ボタンの色や文言が場所ごとに違う 登録ボタンは、同じ見た目、同じ行き先にそろえる
リンクを外したあと、数字を確かめない 外す前と外したあとの登録率を比べる

意外と見落としやすいのが、3つ目です。本文の中で「詳しくはこちらの記事で」とリンクを置くと、読者はそこで別のページに移ってしまいます。LPの本文は、そのページの中で説明が終わるように書きましょう。

まとめ

  • LPの目的は登録してもらうこと一つ。出口は「登録ボタン」一つにするのが基本
  • 関係のないリンクは、読者の注意を分け、LPから出ていくきっかけになる
  • 1カラムの一本道で、キャッチコピーから登録ボタンまで案内する
  • 法律で必要なリンクは一番下に小さく置く。SNSなどは登録後のページやメールで伝える
  • リンクを整理したら、前と後の登録率を比べて確かめる

まずは、あなたのLPの中で押せる部分をすべて書き出してみてください。登録ボタン以外にいくつあるかが、最初に見直す数です。

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