価格設定の「松・竹・梅」をマーケティング用語では、「バックエンド」「ミドルエンド」「フロントエンド」の商品と呼びます。
商品の価格設定
・フロントエンド商品（梅＝低価格）お客様を集める入り口の商品
・ミドルエンド商品 （竹＝中価格）バックエンド商品へと繋げる商品
・バックエンド商品 （松＝高価格）利益幅が大きく経営の安定につながる
価格の設定に関しては、自分で好きに決めてもいいのですが、目安としてはそれぞれで、10倍くらいにすることをお勧めします。
例えば、フロントエンド商品が3,000円の場合、ミドルエンド商品を3万円、バックエンド商品を30万円というような価格設定です。
3,000円のフロントエンド商品だけでビジネスをしている人が非常に多いのですが、それではいつまでたっても薄利多売で数を売らなければいけないので、とてもきつい肉体労働になってしまいます。
そこで、まず最初にバックエンド商品の価格を決めましょう。
バックエンドの価格が決まれば、そこからミドルエンド、フロントエンドの商品の価格も自然と決まります。
最終的には、バックエンド商品を買ってもらいたいので、最初からバックエンドの価格をまずは設定してみましょう。
なお、セルフイメージと商品の価格設定はとても大きく関係してきます。
実は、この最高金額がその人のセルフイメージを表しています。
例えば、自分の商品の価値が1万円が最大だと思っている人は、自分の提供する商品や自分自身の価値もそれぐらいだと思っています。
100万円を提示する人は、自分が提供する商品や自分自身をそれだけの価値があると信じています。
最初のうちは誰も申し込まなくていいので、高額商品を必ず一つは設定しましょう。
それによってあなたが持っているお金に対する心のブロックも解除できます。
例えば、50万円でホームページ制作からインターネット集客のノウハウをアドバイスします。
100万円で個別指導を徹底して行います。
今の時点だと、「これはちょっと高すぎじゃないか？」と思うような金額に設定してみてください。
それだけで個人ビジネスがうまく回り始めたりします。
実際、私の場合もコンサルを初めて売り出した時から100万円のコースを設定しました。
当時は、年間30万円のコースと、長期な契約の100万円のコースの二つを提案していましたが、「どうせお世話になるなら長期のコースがいい」と理由で、100万円のコースに申し込んで頂いた方もいます。
もし私が100万円のコースを設定していなければ、この100万円の契約ということはなかったので、是非あなたも高額商品を作ってみてください。
それにより、あなたのお金に対する心のブロックを解除できて、商品と自分自身に対しても自信を持てるはずです。
是非、高額商品を作ってみてください。
