登録率(コンバージョン率)計算方法
あなたのランディングページに訪れた人が、どのくらいの割合でメールアドレスを登録してくれているのか把握できれば、ランディングページの改善につなげることができます。
今後の改善のために、登録率(コンバージョン率)を把握する方法を理解しましょう。
※コンバージョン=成約
登録率は以下の計算式で算出できます。
登録者数 ÷ ランディングページの訪問者数 × 100 = 登録率
基本的には、この登録率が高いほど優秀なランディングページと言えます。
ランディングページの訪問者数を調べるためには、アクセス解析の導入が必須となるので、Googleアナリティクスなどをランディングページに設定しましょう。
どれくらいの登録率になれば良いかという目安は、ジャンルやアクセスの収集元によって様々なので一概には言えません。
しっかりと作り込んだブログを読んだ直後の人であれば登録率50%は狙いたいと思いますし、SNSなどで属性があまり絞れていない場所からのアクセスの場合は、10%以下になる場合もあります。
まずは、集まったアクセスの全体として20~30%くらいを目安にランディングページを作りこんでみてください。
なお、登録者の属性がその後の商品の属性と合っていない場合は、いくら登録率が上がっても商品の成約率が下がる場合があるので、注意が必要です。
第15部:A/B テストで登録率を改善する
ランディングページは一度完成したら、それで終わりではありません。
登録率を上げるために日々テストを繰り返して改善することが重要です。
ランディングページの登録率が10%上がれば、見込み客が10%増えることになるので、その後の売り上げも単純計算で10%増えます。
(実際には金額換算では、10%以上増えますが、詳しくは別章で解説します)
ウェブサイトの反応率を上げるためのテスト法で、A/Bテストと呼ばれるものがあります。
(別名:スプリットランテスト)
内容の異なるページを複数作成し、それぞれに同じようにアクセスを集めて、どのページの反応が一番高いのかを調べる方法です。
A/Bテストの正しい方法ですが、ランディングページの特定のパーツを「一箇所だけ」変えてテストするということです。
同時に複数個所を変更してしまうと、何が原因で登録率が変化したのか判断できず、正しいテスト結果を得ることができません。
・キャッチコピーを変える ⇒ テスト
・ヘッダー画像を変える ⇒ テスト
・背景色を変える ⇒ テスト
・ブレッドを変える ⇒ テスト
それぞれのパーツ一箇所ごとに変更とテストを繰り返しましょう。
テストをするたびに反応がいい方を選択していくことで、徐々に登録率の高いランディングページに改善されていきます。
ただし少ない登録数では、テスト結果を正しく判断できません。
例えば、10人の登録者でランディングページA=8人、ランディングページB=2人が登録した場合に、必ずしもランディングページAのほうが良いとは判断できません。
その後に登録数が増えて逆転する可能性は十分にあるので、統計的には最低でも合計の登録数が32人以上になってから判断するべきで、できれば100人くらいになるまでは様子を見たほうが良いです。
A/B テストはGoogleアナリティクスで行うことが可能です。
具体的な設定方法などについては、以下のページを参考にしてみてください。
・Googleアナリティクス解説サイト
・ABテスト解説サイト