売れる仕組みを作ろうとして、集客の方法を調べ始めた。すると、ブログ、SNS、動画、広告、口コミと、やり方が山のように出てくる。全部やらないといけない気がして、どこから手をつければいいか分からなくなる。そんな方は多いです。
安心してください。世の中にある集客方法を、全部できる必要はありません。私自身も、すべての集客方法に詳しいわけでも、すべてを実践しているわけでもありません。
結論から言うと、集客はまず1つを身につけ、そのあとで入り口を増やしていくのが近道です。1つの方法をきちんと身につけるだけでも、ビジネスは十分に成り立ちます。ただし、1つだけに頼り続けると、その方法が使えなくなったときに売上が大きく落ちるおそれがあります。
この記事では、自動で売れる仕組み(フルオートビジネスシステム)に人を呼び込む集客の考え方と、最初に選びたい4つの入り口、そして入り口を増やす順番をお伝えします。
集客方法は、全部できなくていい
集客の方法には、検索エンジン、広告、SNS、動画、口コミ、ダイレクトメール、チラシなど、たくさんの種類があります。どれも一つ一つが奥深く、全部を細かく学ぼうとすると、それだけで何年もかかってしまいます。
でも、ビジネスは、全部ができなければ成功できないほど難しい世界ではありません。1つの集客方法をしっかり身につけて、成果を出している人はたくさんいます。
大切なのは、仕組みのどこに人を呼び込むのかを先に決めておくことです。自動で売れる仕組みは、次の流れでできています。
- 集客:いろいろな場所から、登録ページに人を呼ぶ
- 登録:無料のプレゼントなどと引き換えに、メールアドレスを登録してもらう
- 教育:ステップメールで、信頼と商品の必要性を伝える
- 販売:商品を案内する
集客は、この流れの入り口です。入り口がどこであっても、行き先は同じ登録ページです。 だからこそ、最初は入り口を1つに絞っても、仕組み全体はきちんと動きます。集客のやり方を6つに分けて整理する考え方は、集客六原則で解説しています。
最初に選びたい4つの入り口
自動で売れる仕組みを作るときに、特におすすめしている入り口が4つあります。
| 入り口 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 1. 検索エンジン(ブログ) | 記事が積み上がり、長く読まれ続ける | 文章を書くのが苦にならない人 |
| 2. SNS | 気軽に発信でき、読者と会話しやすい | 短い発信をこまめに続けられる人 |
| 3. 動画 | 話し方や人柄が伝わりやすい | 話すほうが書くより得意な人 |
| 4. 口コミ・紹介 | 信頼した人の紹介なので、反応が良い | すでに少しでも読者やお客様がいる人 |
1. 検索エンジン(ブログ)
仕組みに人を呼ぶ媒体として、まず持っておきたいのがブログです。比較的かんたんに作れて、それでいて集客の力が大きい媒体です。
始めたばかりのころは、記事が検索結果に出てこず、なかなか集客につながらないこともあります。でも、読者の悩みに答える記事を書き続けていくと、検索結果に表示されるようになり、長い目で見ると、手をかけなくても安定して読まれる状態に近づいていきます。
ブログは記事を整理して保存しやすく、読者が過去の記事をさかのぼって読むこともできます。記事を読んでもらう中で、あなたのファンになってもらうこともできます。
2. SNS
SNSは、ブログよりも気軽に発信でき、読者とのやり取りもしやすいのが特徴です。今していること、考えていること、感じたことを、その場で短く届けられます。
長い記事には向きませんが、ブログや登録ページへの入り口として使うと力を発揮します。発信を続けてフォローしてくれる人が増えると、URLをのせて紹介したときに、多くの人が見に来てくれるようになります。
3. 動画
動画は、人の興味を引きやすく、短い時間でも多くのことを伝えられます。何より、話し方や表情から、あなたの人柄が伝わりやすいのが強みです。
動画サイトには広告収入の仕組みもありますが、個人ビジネスの集客として使うなら、そこを目指すより、動画を見た人を登録ページに案内するほうが向いています。登録してもらい、ステップメールで信頼を育ててから商品を案内するほうが、ビジネスとしての成果につながりやすいからです。
4. 口コミ・紹介
口コミは、軽く見られない集客の入り口です。口コミや紹介で来てくれる読者は、広告などから来る読者と比べて、反応が良いことが多いです。信頼している人から勧められて来ているからです。
ただ、待っているだけでは、口コミはなかなか起こりません。始めたばかりの時期は特にそうです。そこで、次の章の「仕掛け」が必要になります。
口コミは「待つ」のではなく、仕組みに組み込む
口コミを起こすためには、仕組みの中に「紹介してもらうきっかけ」を入れておきます。元になるのは、次の2つです。
- 読者に、紹介をお願いする(ステップメールの中でお願いする)
- 紹介してくれた人に、お礼を用意する
前提として、価値のある情報、面白い情報を届けている必要はあります。そのうえで、「このメールが役に立ったら、同じことで悩んでいる方に教えてあげてください」とお願いし、紹介してくれた人にお礼を用意する。これだけで、紹介に協力してくれる人は少しずつ増えていきます。
お願いしないと紹介が起きないのは、読者が冷たいからではありません。読者は「紹介していいのかどうか」「誰に紹介すればいいのか」を知らないだけです。紹介は、お願いされてはじめて思い出してもらえるものです。 身近な人から紹介を広げていく手順は、最強の集客手段でまとめています。
1つを身につけたら、入り口を増やす
最初は1つの入り口に絞って、そこから登録してもらえるようになるまで続けます。登録が安定して入るようになったら、2つ目の入り口を足していきます。
入り口を増やす順番は、次のように考えると迷いません。
- 今の入り口から、登録が安定して入っているかを確かめる
- 今の入り口で作った記事や動画を、別の入り口でも使えないかを考える(ブログの記事をもとに動画を作る、など)
- 2つ目の入り口を1つだけ選び、しばらくはそこに集中する
- 入り口ごとに、どこから何人が登録したかを記録する
入り口が1つだけだと、その媒体の決まりが変わったり、表示のされ方が変わったりしたときに、集客が急に止まってしまうことがあります。入り口が複数あれば、1つが弱くなっても、ほかの入り口が支えてくれます。
集客の学び方:新しい情報と、変わらない原理を分ける
集客の方法をさらに詳しく学びたいときは、その分野を詳しく解説している本を何冊か読むのがおすすめです。1つの分野について3冊ほど読むと、その方法で集客するための基本は見えてきます。
本を選ぶときは、次の2つを目安にしてください。
- 発行されてからの年数が、できるだけ新しいこと(目安として1〜2年以内)
- 読んだ人の評価が高いこと
新しさを大切にする理由は、インターネットの集客の環境が大きく変わりやすいからです。検索エンジンや広告の仕組みはたびたび見直されますし、SNSにも新しい機能が次々に加わります。数年前には通用したやり方が、今は使えなくなっていることも珍しくありません。
一方で、人がものを買うときの心の動きは、時代が変わってもほとんど変わりません。セールスの考え方や、お客様の心理を扱った本は、長く役に立ちます。道具の使い方は新しい情報で、人の心の動きは長く読まれている本で学ぶ。 この分け方をしておくと、情報に振り回されにくくなります。
仕組みの集客でよくある失敗
最後に、つまずきやすいところを整理しておきます。
| よくある失敗 | どう直すか |
|---|---|
| 集客方法を一度に全部始めようとする | まず1つに絞り、登録が安定するまで続ける |
| 1つの入り口だけに頼り続ける | 安定したら、2つ目の入り口を足す |
| 入り口ごとに行き先がばらばら | 行き先は1つの登録ページにそろえる |
| 口コミが起きるのを待っている | 紹介のお願いとお礼を、仕組みに組み込む |
| 古い本や記事のやり方をそのまま使う | 道具の使い方は新しい情報で確かめる |
集客に苦労しているとき、多くの方は「もっと人を集めないと」と考えます。でも、仕組みの考え方で見ると、集まる人の数は入り口の一つにすぎません。少ない人数でも売上を作る考え方は、集客3名でも売上は作れる理由で解説しています。
まとめ
- 集客方法は全部できなくていい。まず1つを身につけるだけでも、ビジネスは成り立つ
- 入り口がどこでも、行き先は同じ登録ページ。だから最初は1つに絞ってよい
- 最初に選びたい入り口は、検索エンジン(ブログ)・SNS・動画・口コミの4つ
- 口コミは待たずに、紹介のお願いとお礼を仕組みに組み込む
- 1つが安定したら入り口を増やし、1つに頼りすぎない形にする
まずは、4つの入り口の中から、あなたが一番続けやすいものを1つだけ選んでみてください。そこから、登録ページへの道を1本つなぐところが最初の一歩です。


