行動を起こさせる記事構成
ビジネスで稼ぐためには、読者に漠然と記事を読んでもらうだけではダメです。
あなたの記事を読んだ後にあなたが望む行動を起こしてもらう必要があります。
・販売ページへのリンクをクリックしてもらう
・資料請求をしてもらう
・キャンペーンに登録してもらう
などなど
読むだけでページを閉じられていては、収益は1円も発生しません。
実は収益化を図れるような反応の高い記事にはある程度決まった構成があります。
それは次のような流れになります。
What(主張)
↓
Why(理由)
↓
How(どうするべきか?)
What(主張)
まず早い段階で、あなたが何を言いたいのかを明確にします。
「この商品は買う価値がある」
「このツールは導入したほうがいい」
「この無料オファーは申し込みをするべき」
「こんなことは絶対にしてはいけない」
先に主張を書くことで、どんな行動を起こすべきなのかということを、早い段階で読者の意識に強く印象付けることができます。
あなたの主張がきちんと伝わらなければ、読者は何をすればいいのか分からずに、行動を起こさずに離脱してしまいます。
記事タイトルで主張を書いてしまうのも有効な手段です。
「○○を買うことをオススメする3つの理由」など。
このようなタイトルの場合は、主張が明らかになっているので、すぐに理由から書き始めても良いです。
Why(理由)
「この商品は買う価値があります!」と突然言われても、買おうと思う人はなかなかいません。
人はしっかりとした理由がなければ納得しないし、納得しなければ行動もしません。
そのため、主張と理由は必ずセットにしてください。
「この商品は買う価値があります。なぜなら~」と主張の後に理由を書きます。
その理由が納得できるものであれば、読者が行動を起こしてくれる可能性は高まります。
理由は1つよりも2つ、2つよりも3 つとより多い方が説得力を生みます。
1つ目の理由に納得しない人でも、2つ目の理由には納得してくれるかもしれません。
納得できる理由がたくさん並んでいれば、その主張にたくさんの根拠があると感じてもらえるので、読者に納得してもらいやすくなります。
How(どうすべきか)
あなたからの明確な主張と明確な理由があれば、読者は納得しやすくなります。
納得してもらったら、次は行動を起こしてもらう必要があります。
読んで納得してもらうことがブログの目的ではありません。
記事の最後の部分は、記事の中でも最も読者が行動を起こしてくれやすい部分です。
読者は記事を読み終わったとき、これから何をしようかと考えます。
そこであなたがタイミングよく次の行動を示してあげれば、スムーズに思った通りの行動をしてもらいやすくなります。
メールフォームへのリンクを設置したり、アフィリエイトリンクを設置したり、無料レポートのダウンロードURLを設置したり、具体的に読者が行うべき行動を書きましょう。
「お問い合わせは以下のメールフォームからお願いします」
「メールアドレスを入力して無料プレセントを受け取ってください」
「申し込みフォームはリンク先のページの一番下から確認してください」
「申し込みは『○○○』という件名で私にメールを送ってください」
ここまで書いてあげると分かりやすくなります。
読者の中には少しでも分からない部分や、不安に感じる部分があるだけで行動を起こすのをやめてしまう人が多いです。
行動を起こすうえで壁になりそうなことは、事前にあなたが取り除いてあげましょう。
1記事1テーマ
読者からの反応を高める記事の書き方は、明確な主張と理由を書いて、最後に行動を促すことが重要です。
つまり、1つの記事に対して、メインとなるテーマは1つだけに絞った方が良いと言えます。
複数の話題を一つの記事に書いてしまうと、読者の注意力は散漫になってしまい、一つ一つの話題が読者に与える印象も弱くなります。
しかも読者は一度に2個も3個も複数の行動を起こしません。
読者の反応はテーマが複数に増えれば増えるほど、下がっていくと考えてください。
熱心なファンがたくさんいる場合は、話題が複数になったとしても熱心なファンは頑張ってついてきてくれますが、多くの人は離脱する可能性が高いので、基本的には1記事1テーマを原則として書くことをお勧めします。
記事の長さ
1つの記事の長さは絶対にこうでなければならないという制約はありません。
1分程度で読める短い記事を頻繁に更新している人もいれば、10分以上かけて読むような
ボリュームの大きな記事をたまに更新している人もいます。
いずれのケースでも大きく稼いでいる人はいます。
記事の更新頻度は一定のペースを作ることが大事になってきます。
ブログの記事は定期的に書いて更新をしなければファンは増えません。
そのため、自分がストレスなく書き続けられる文章の長さを検討してみましょう。
ブログを始めた当初は少し短めの文章で構わないので、更新頻度はできるだけ高めたほうが良いです。
最初から極端に長い文章を書こうとすると、無理をしてしまうことが多いので挫折するリスクも高まります。
ブログを書くことに慣れてきたら、長い文章にも挑戦してみましょう。
長い文章は短い文章よりも真剣に読んでもらえることがあり、読者に与える印象がはるかに強くなるメリットがあります。
長い文章でも最後まで読んでくれた読者であれば、行動を起こしてくれる確率は大幅に高くなるはずです。
重要な記事はできるだけ1つの記事のボリュームを大きくして、読者にしっかりと読んでもらえるようにするなど、工夫をすると良いです。
なお、長い記事をかける人のほうが大きな金額を稼いでいるケースが多いです。
短い記事で「役に立つ」と「面白い」を両立した記事を書くのは意外と難しいからかもしれません。
慣れてきたら、記事は少し長いくらいを目指してみましょう。
強く伝えたいことがあるときは、長い文章のほうがあなたの気持ちが伝わり、読者が増えるきっかけになる場合もあります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
それでは次の、「ブログ記事を書くための文章力の鍛え方」に進んでください。
↓↓↓