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本物の起業家は常に人を見る

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起業家として成果を出している人と、成果を出していない起業家には大きな違いがあります。

成果を出している起業家は「起業家脳」が養われています。

そして、常に他人を観察する視点を持っています。

これは、ビジネスを考える場合にとても重要な視点になります。

ビジネス慣れしていないほとんどの人は、自分のやりたいことをそのまま形にしようとします。

しかし、

起業家脳を持った人は、自分のやりたいことや能力が

「どうすれば人に求められるのか?」

という視点で常に考えながら人を観察しています。

どんなに優れた商品・サービスでも、求める人がいなければ価値があるとは言えません。

自分の事しか考えない人のことを「自己中」と言いますが、個人ビジネスの世界では、それを正しいこととして考える傾向が強いですね。

たしかに好きなことをしてお金を稼げたら楽しいです。

私も好きな事をして生きています。
しかし、同時に考えることは、

「どうすればクライアントに最高の価値を提供できるか?」

です。

間違った知識を教えないためには、検討に検討を重ね、必要なデータを集めて検証し、効果が出るもの、再現性の高いものをシンプルに、適切に伝える努力をしています。

自分に人生があるように相手にも人生があります。

相手のために何が最適なのか常に考えなければなりません。

どうすれば成功できるのかと迷いながら解決策を探して私のところにたどり着いてくれ、

頑張って働いて手にしたお金を少しずつ貯金して、不安を感じながらも悩んだ末に決断して支払ったお金が私に届きます。

その重みをしっかりと受け止める覚悟を持って対応しています。

お金は価値に対する「対価」でいただくものなので、お金は貰うのではなく、価値との「交換」です。

飲食店であれば、料理とお金を交換します。

本屋であれば、本とお金を交換します。

コンサルタントは、知識とお金を交換します。

そして、お金を払ってくれるのは常に「人」です。

どれほどの価値を提供できたのか?

それはお金と交換してもらえるだけの価値があるものか?

常に考えてみてください。

大切なことは、自分であれば払うという自分目線ではなく相手がどう感じるかです。

売れるものとは、人に求められているものです。

売れないものとは、人が求めていないものです。

高額でも売れるものは、それほどの価値を感じてもらえるものだからです。

それらは全て、人を観察していれば分かるようになります。

いつまでも自分中心で考えていては、どんなに考えても答えが出ることはありません。

数式を間違えると、違う答えが出ることと同じです。

どんなに努力を続けても、間違った数式を使い続ければ正しい答えは出ません。

正しい数式を使い、努力して考えるから正しい答えが出ます。

物事には全て、原因があり結果につながります。

売れる人には売れる理由があり、売れない人には売れない理由があります。

全てが正しいのに売れないということはありません。

自分の世界の中だけで、その答えを見つけようとしてもなかなか出来ることではないので、正しい答えを知っている人に教えてもらう勇気を持ってください。