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素晴らしい未来を見せるほど、怪しまれることがあります|コンセプトの「どのようにして」幸せにするのか、道筋を選ぶ3つの基準

rev-2557 コンセプトメイキング
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この記事は商品づくり 完全ガイドの第4章 コンセプトを決める「4-6 「どのようにして」:道筋を選ぶ」です(全27記事)

コンセプトを考えるとき、「誰を」幸せにするのか、そして「どれほど」幸せにするのかを決めてきました。ターゲットの悩みに対して、最終的にどんなゴールに連れて行くのかが、ここまでで決まっているはずです。

たとえば、「お金や時間に縛られない、自由で豊かな人生」というゴール。あるいは「外国語を話せるようになって、海外旅行を心から楽しめる」というゴール。どれも魅力的です。

ただ、ここで止まってしまうと、読者はついてきてくれません。結論から言うと、夢だけを見せても、人はついてきません。 どんなに素晴らしい未来を見せても、そこへどうやってたどり着くのかが分からなければ、読者は「夢物語だ」「なんだか怪しい」と感じてしまいます。

この記事では、コンセプトの要素の一つ「どのようにして」幸せにするのかの意味と、たくさんある方法の中から、あなたが伝える道筋を選ぶ3つの基準をお伝えします。

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「どのようにして」は、ゴールへたどり着く理屈

「どのようにして」とは、ターゲットをゴールに連れて行くための方法や道筋のことです。なぜそのゴールにたどり着けるのか、その理屈を伝える部分だと考えてください。

読者の立場になってみると、分かりやすいと思います。

  • 「自由で豊かな人生が手に入ります」とだけ言われる
  • 「自由で豊かな人生が手に入ります。この方法で、この順番で進むと、ここまでたどり着けます」と言われる

前者だけでは、話がうますぎて疑いたくなります。後者なら、少なくとも「なぜそうなるのか」を考えることができます。人は、理屈が分かってはじめて、未来を信じてみようと思えます。

ここで大切なのは、「どのようにして」は、ゴールを飾るための言葉ではないということです。読者が「それなら自分にもできるかもしれない」と思えるかどうかを決める、コンセプトの中でも実務的な部分です。

ゴールへ向かう道は、一つではない

「どのようにして」を考えるときに、最初に知っておいてほしいことがあります。ゴールへ向かう方法は、一つではないということです。

「お金と時間に縛られない、自由で豊かな人生」というゴールで考えてみます。私は、起業して自分でビジネスをすることを勧めています。ビジネスを仕組み化すれば、お金も時間も自由になる人生に近づけると考えているからです。

でも、同じゴールにたどり着く方法は、ほかにもあります。

  • 投資で資産を増やす
  • 収入の高い仕事に就く、資格を取って専門職になる
  • 自分でビジネスを始める

さらに、ビジネスの中にもいろいろな道があります。

大きな分け方 その中の道筋の例
オンラインのビジネス 他人の商品を紹介するアフィリエイト、自分の知識を商品にするコンテンツ販売、物を仕入れて売る物販など
オフラインのビジネス 店舗を構える飲食店やカフェ、対面のサロンなど

最終的にゴールへたどり着けるのであれば、どの方法も正解です。方法はどれを選んでもかまいません。大切なのは、選んだ方法に説得力を持たせられるかどうかです。

基準1:あなたが一番説得力を持って伝えられる方法か

たくさんある道筋の中から、どれを選べばいいのか。1つ目の基準は、あなたが正しいと信じていて、一番説得力を持って伝えられる方法かどうかです。

たとえば、ブログとメルマガでのアフィリエイトでゴールへ導くのなら、それに関する情報を発信して、それがあなたにとって最良の方法である理由を伝えます。物販で導くのなら、物販の情報を発信して、物販を選ぶ理由を伝えます。

ここで気をつけたいのは、「どの方法が世の中で一番優れているか」を探し始めないことです。そこに正解はありません。探しているうちに、発信が止まってしまいます。

選ぶときは、次のように自分に問いかけてみてください。

  1. その方法を選ぶ理由を、自分の言葉で3つ以上言えるか
  2. 読者に「ほかの方法ではだめなの?」と聞かれたときに、答えられるか
  3. その方法を、自信を持って人に勧められるか

3つとも「はい」と言える方法が、あなたが伝えるべき道筋です。

基準2:5年先、10年先でも使える方法か

2つ目の基準は、続けて使えるかどうか、将来性があるかどうかです。

たとえば、ある時期にだけ流行った手法を「これが最良です」と伝え、その手法の教育をステップメールに入れ、関連する商品を案内していたとします。その手法が使えなくなった瞬間に、発信も、メールも、商品も、すべて作り直しになります。

せっかく自動で売れる仕組みを作っても、1〜2か月ごとに作り直していては、自由にはなれません。それでは自動化とは言えません。一度作ったら、数年単位で使い続けられる道筋を選ぶのが理想です。

見分けるときは、次の点を確かめてみてください。

  • 特定の道具や、ある時期だけの決まりに頼りすぎていないか
  • 道具が変わっても通用する「考え方」や「手順」を中心に伝えられるか
  • 5年後に同じ話をしても、読者の役に立つか

道具の使い方は、時代とともに変わります。でも、その下にある考え方や手順は、長く使えることが多いものです。道筋の中心には、変わりにくい部分を置くようにしましょう。

基準3:あなた自身が実践している方法か

3つ目の基準は、あなた自身が実際に取り組んでいる方法かどうかです。理想は、あなたが実践していることを道筋にすることです。

経験したことのない方法に説得力を持たせるのは、とても大変です。たとえば、お店を経営した経験がない人が「自由を手に入れるなら飲食店の経営が一番です」と伝えても、読者はなかなか信じてくれません。

もし、まだ何も経験していないという場合は、情報を発信しながら、自分でも小さく実践してみてください。

  • お金を稼ぐテーマなら:アフィリエイトやコンテンツ販売を、発信と並行して小さく試す
  • 美容のテーマなら:勧める商品を実際に使って、変化を確かめる
  • ダイエットや語学のテーマなら:勧める方法に自分でも取り組む

店舗を構えるビジネスは片手間では難しいですが、オンラインで始められることや、生活の中で試せることなら、並行して進められます。実践すると、具体的な例がたくさん出てきますし、途中経過も伝えられるようになります。自分で試した話は、それだけで説得力が変わります。

実践していることが道筋の中心にあると、それ自体があなたの強みにもなります。強みの見つけ方は、コンセプトの「誰が」幸せにするのかで解説しています。

道筋を選ぶときによくある失敗

最後に、つまずきやすいところを整理しておきます。

よくある失敗 どう直すか
ゴールだけを見せて、方法を伝えていない なぜたどり着けるのか、理屈を必ず伝える
「一番優れた方法」を探して止まる 自分が一番説得力を持って伝えられる方法を選ぶ
その時期だけの流行の手法を中心にする 道具が変わっても通用する考え方と手順を中心にする
経験のない方法を勧める 自分で小さく実践し、その経過も伝える
方法の名前だけで説明を終える 読者が「自分にもできそう」と思えるところまで具体的にする

最後の失敗、つまり道筋を選んだあとに「どこまで具体的に伝えるか」については、補足:「どれほど」と「どのようにして」で、旅行のツアーにたとえて解説しています。5つの要素を一つにまとめる手順は、5つの要素でコンセプトを決定する手順を参考にしてください。

まとめ

  • 夢だけを見せても、人はついてこない。ゴールへたどり着く理屈が「どのようにして」
  • ゴールへ向かう道は一つではない。どれを選んでもよいが、説得力を持たせられるかが大切
  • 基準1:あなたが正しいと信じ、一番説得力を持って伝えられる方法を選ぶ
  • 基準2:一時の流行ではなく、5年先、10年先でも使える方法を選ぶ
  • 基準3:あなた自身が実践している方法を選ぶ。経験がなければ、発信しながら小さく試す

まずは、あなたが決めたゴールにたどり着く方法を、思いつくだけ書き出してみてください。その中から3つの基準に当てはまるものを1つ選ぶと、あなたが伝える道筋が決まります。

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