ブログの見た目を整えていると、記事の一覧の一番上に、目立つ場所があることに気づきます。ここに何を置けばいいのか。自己紹介なのか、商品の案内なのか、それとも何も置かないほうがいいのか。迷ったまま空けている方や、思いつくものを全部並べてしまっている方は多いです。
結論から言うと、トップインフォメーションには「初めてブログに来た人に、一番読んでほしいもの」を1つか2つだけ置きます。候補は、大切な記事への案内、無料で受け取れるものの案内、商品の紹介の3つです。
大事なのは、何を置くかより「何を置かないか」です。この記事では、トップインフォメーションの役割と、3つの候補の選び方、大きくしすぎないための注意点、よくある失敗までをまとめました。
トップインフォメーションは、訪問者が必ず目にする場所
トップインフォメーションとは、記事が表示される一番広い列(メインカラム)の、いちばん上に置く案内のことです。ブログの見出し部分(ヘッダー)のすぐ下にあたります。
この場所には、次のような特徴があります。
- ブログに来た人が、ほぼ必ず目にする
- 横幅が広いので、ブログの中で一番目立つ
- 読者が「ここを押してみよう」と行動を起こしてくれやすい
ブログに来た人の多くは、ページを開いた瞬間に上から目を動かして、「このブログは自分に関係があるか」を判断します。最初に目に入る場所に何があるかで、そのあと読者がどこへ進むかが大きく変わります。 訪問者の目の動きについてはブログ訪問者の視線を理解しようで詳しく解説しています。
だからこそ、この場所は「なんとなく」で埋めずに、目的を持って使いたいスペースです。
置くものの候補は3つ
トップインフォメーションに置くものの候補は、次の3つです。
| 候補 | 向いているブログ |
|---|---|
| 1. 大切な記事への案内 | ほとんどのブログ(基本はこれ) |
| 2. 無料で受け取れるものの案内 | 無料の資料や講座を用意しているブログ |
| 3. 商品の紹介 | 1つの商品やサービスを中心に紹介しているブログ |
1. 大切な記事への案内
基本はこれで十分です。初めて来た人に最初に読んでほしい記事へ案内します。
たとえば、あなたが何者で、誰のどんな悩みを解決しているのかが伝わる「ご挨拶」の記事。あるいは、読者の反応が特に良かった記事や、あなたの考え方がいちばんよく伝わる記事です。
初めての訪問者は、あなたのことを何も知りません。いきなり商品の案内を見せるより、まず「この人はどんな人か」「この人の話は役に立つか」を知ってもらうほうが、そのあとの記事も読んでもらいやすくなります。自己紹介の記事の書き方はプロフィール記事はしっかり書こうでまとめています。
2. 無料で受け取れるものの案内
無料の資料や講座、メルマガなど、読者が気軽に受け取れるものを用意している場合は、その案内を置くのも良い方法です。
ブログの記事は、読み終わったら読者が離れていきます。無料の窓口に登録してもらえれば、そのあとも読者に情報を届けられます。ブログを読んだ人との関係を、1回きりで終わらせないための入り口です。
3. 商品の紹介
1つの商品やサービスを徹底的に紹介しているブログであれば、その紹介記事への案内を置いてもかまいません。
ただし、読者との関係ができていない段階で商品を前面に出すと、売り込みの印象が強くなります。商品の紹介を置くのは、ブログ全体がその商品のためにあるような場合に限るのがおすすめです。
置くものを決める3つの手順
3つの候補のうち、どれを置けばいいか迷ったら、次の順番で決めてください。
- 初めて来た人に、最初に読んでほしい記事を1つ選ぶ
- 無料で受け取れるものがあれば、2つ目の候補にする
- 合わせても、画面を下に動かさずに記事の一覧が見える量に収まるかを確かめる
設定する項目は、2つ、3つと組み合わせてもかまいません。たとえば「ご挨拶の記事」と「無料の資料の案内」を横に並べる形です。
ただ、組み合わせるほど一つ一つの目立ち方は弱くなります。迷ったら1つに絞ってください。読者に選んでほしい行動が1つにはっきりしているほうが、読者は迷わずに進めます。
たとえば、初めて来た人に向けて「このブログで分かること」をまとめたご挨拶の記事を1つ書き、それだけをトップインフォメーションに置く形です。ご挨拶の記事の最後で無料の窓口を案内しておけば、一番上の場所は1つのままでも、読者を次の行動まで自然に案内できます。
大きくしすぎると、常連の読者が離れていく
トップインフォメーションで一番気をつけたいのは、量と大きさです。
目立つ場所なので、あれもこれも伝えたくなります。でも、トップインフォメーションが大きくなりすぎると、その下にある記事までの距離が遠くなります。
初めての訪問者には役に立つ案内も、何度も来てくれる読者にとっては、毎回同じものが大きく表示されるだけです。新しい記事を読みに来たのに、毎回画面を下まで動かさないとたどり着けない。これが続くと、ちょっとしたストレスになります。
目安は、ヘッダーも含めて、画面を下に動かさなくても記事を読みに行ける範囲に収まることです。スマホで見たときにも、最初の画面の中に記事の入り口が見えているかを確かめてください。
案内するものがなければ、置かなくていい
ブログを始めたばかりで、まだ記事が少ない。無料の資料も商品もまだない。そんなときは、無理にトップインフォメーションを設定する必要はありません。
空けておくのが不安で、とりあえず何かを置きたくなる気持ちは分かります。でも、中身の薄い案内を目立つ場所に置くと、かえって「まだ準備中のブログだな」という印象を与えてしまいます。
それよりも、まず記事を書きためることに時間を使ってください。読者の反応が良かった記事が出てきた時点で、その記事をトップインフォメーションに置けば十分です。記事が増えてきたら、テーマごとに整理しておくと、案内したい記事も選びやすくなります。整理の仕方はブログ記事はカテゴリー分けを徹底しようを参考にしてください。
トップインフォメーションでよくある失敗
最後に、つまずきやすいところを整理しておきます。
| よくある失敗 | どう直すか |
|---|---|
| 伝えたいものを全部並べている | 最初に読んでほしいものを1つか2つに絞る |
| 大きな画像や長い文章で、記事の一覧が見えない | 画面を下に動かさずに記事が見える量にする |
| 関係の浅い段階で、商品の案内だけを置いている | まずはご挨拶や人気の記事に案内する |
| 一度置いたまま、何年も見直していない | 反応の良い記事や新しい案内が出たら入れ替える |
特に見落としやすいのが最後の一つです。トップインフォメーションは、一度決めたら終わりではありません。ブログが育つにつれて、読んでほしい記事も、用意できる案内も変わっていきます。数か月に一度は、「今、初めて来た人に一番読んでほしいものは何か」を考え直してみてください。
まとめ
- トップインフォメーションは、訪問者がほぼ必ず目にする、ブログで一番目立つ場所
- 置くものの候補は、大切な記事への案内、無料で受け取れるものの案内、商品の紹介の3つ。基本は大切な記事への案内で十分
- 組み合わせてもよいが、迷ったら1つに絞る
- ヘッダーも含めて、画面を下に動かさずに記事を読みに行ける量に収める
- 案内するものがなければ、置かなくてよい
まずは、あなたのブログの記事の中から「初めて来た人に、最初にこれだけは読んでほしい」と思う記事を1つ選んでみてください。それが、トップインフォメーションに最初に置く案内になります。


