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メルマガの基本的な構成

メールマガジン基礎編
この記事は約10分で読めます。

メルマガの構成

メルマガの構成は基本的に以下のようになります。

ヘッダー


本文


お勧め情報


編集後記


フッター

それぞれ具体的に解説していきます。

ヘッダー

ヘッダーとは、メールの冒頭の常に変わらない部分で、読者がメールを開いた瞬間に見える部分のことです。 メルマガ基礎2ヘッダー
ヘッダーで重要なことは、そのメールに興味を持って読み始めてもらうことです。
冒頭で興味を持ってもらえなければ、肝心の本文を読み進めてもらえず、そのまま読まれなかったり、削除されてしまったりします。

メールの本文を読んでもらえなかったらメルマガを書く意味がないので、読者に興味を持ってもらうために、誰からのメールなのかを明確にし、何に関するメールなのか(件名で伝えても可)を冒頭で知らせるようにしてください。
正体不明の人物からのメールで、内容が全く想像できないメールを喜んで読み進めてくれる人などいません。

基本的な考え方はブログと同じですが、インパクトのあるタイトルで読者を惹きつけ、詳しいプロフィールを読んでもらうことで信用と興味を得る流れです。
それにより本文を読んでみようと思ってもらえる可能性が上がります。

但し、冒頭で毎回だらだらと長い自己紹介をするのはしつこいので、基本的にはブログ記事の詳細なプロフィールへ誘導しましょう。

また、冒頭に広告やアフィリエイトなどのリンクを設定するべきではありません。
売込み感のある広告メールほどうっとうしく、読む気をなくさせるものはありません。
冒頭に広告をガンガン並べるのは、「このメールは商品の広告メールです!」と叫んでいるようなものです。

多くの読者は冒頭の広告を見て、その先を読むのをやめてしまうでしょう。

また、ヘッダー部分は以下のように色々とデザインすることができます。

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しかし、これらは全て不要です。

装飾などなく、いきなり名前を名乗ってしまったほうが良いです。

メルマガは、「個人宛の手紙」を意識することが一番大切です。
不特定多数に大量発信したメールではなく、「あなた」に対して送信したメールだと感じてもらうような雰囲気を醸し出すべきです。
一目見ただけでは個人宛のプライベートなメールなのか、メルマガなのかよく分からず、読み進めていった結果でメルマガだと気付くくらいが良いです。

メルマガ臭さ、広告臭さを消すべきなので、派手な装飾をしていると完全にメルマガだと認識したうえで読み進めるので逆効果となります。

これは読者にスムーズにメールを読み始めてもらうためのポイントなので、しっかりと意識してください。

但し例外もあり、複数のメルマガを発行している場合は、どのメルマガのメールなのか分からずに読者を混乱させてしまう恐れがあるので、冒頭にメルマガ名を挿入するのはOKです。
その場合は派手なデザインを極力避け、できるだけシンプルなヘッダーにすることを心がけてください。

メルマガ本文

本文は基本的にブログの記事と同一の内容で構いません。
ブログを更新したら、その内容をコピーしてメルマガを発行するという作業を毎回行ってください。(逆の順序でも可)

ブログとメルマガの内容が同じだと読者にがっかりされるとか、飽きられのではないかなど心配するかもしれませんが、大丈夫なので安心してください。
基本的にブログとメルマガの両方を読む人はほとんどいません。
読者になる経路が違うので、それぞれの読者層も違います。
(ブログは主に検索エンジンから、メルマガは主にリスト収集ページや無料レポートから)

そして両方を読んでもらう必要はないので、ブログだけ、またはメルマガだけ読んでもらえれば十分です。
どちらかと言うと、こちらの都合の良いタイミングで情報を伝えられるので、メルマガ登録してもらい、メルマガを読んでもらうほうが良いです。

両方を読む人はほとんどいないのに、ブログとメルマガで毎回違う記事を書くのは非効率になります。

メルマガの場合は、ブログと違い画像などを表示させられないので、画像を見せたい場合はその画像へのURLをリンクで設定する必要があります。
しかし、URLが多すぎると1個1個をクリックするのも大変なので、画像の多いブログ記事を書いた場合は、メルマガからブログ記事へ誘導するほうが良いです。

注意点としては、何も考えずにブログ記事をコピーすると、メルマガなのに「このブログでは・・・」のような言葉を使ってしまうこともあります。
(メルマガのコピーの場合は逆パターンもあります)
本文をコピーして送信する場合は、送信前に不自然な部分がないか確認してください。

それから重要なことですが、本文の最後では必ずメールの送信を促してください。
ブログよりもメルマガのほうが、メールをもらえる可能性が高いです。
そして、メールをもらえばもらうほど稼ぐ金額も増えます。
それから「行間」についても注意してください。

ブログ記事もメルマガ記事も同じですが、びっしりと文字が詰まった文章、改行がほとんどない文章は読む気を無くします。
常に読みやすさを意識して、数行書いたら行間を空ける、重要な部分の前後は多めに行間を空けるなど読みやすくなるように工夫してみてください。

大きな金額を稼いでいる起業家のメルマガを実際に読んでみて、あなたが一番読みやすいと感じたメルマガの行間の使い方を真似することをお勧めします。

メルマガを配信する前には、誤字脱字がないか、リンク切れやリンク間違いがないか、必ず一度はチェックしてください。
メルマガはブログと違い、一度配信してしまうと、後で間違いに気付いても修正することはできません。
重要な間違いであれば、訂正のメールを送って謝罪しなければならない場合もあります。

当然ですが、読者にとっては何通もメールが来るのは煩わしいので、それがきっかけとなりメルマガを解除されてしまうこともあります。

メルマガを配信するときは、ブログ以上に慎重になりましょう。

お勧め情報

本文の下にお勧め情報のコーナーを設置しましょう。
メルマガで収益を上げることを目的にしているので、キャッシュポイント(利益を生む部分)をどこかに設定しておく必要があります。

広告以外で、読者をファン化するためのコンテンツを記載することも有効です。
具体的には以下のようなものですが、あくまでも一例として考えて下さい。

例1)お勧め商品・サービス・無料オファー
例2)お勧めブログ記事
例3)プロフィール(再度)
例4)自分の他の媒体への誘導(ブログ、Twitter、Facebook など)
例5)自分の信念・メルマガの目的
例6)直近のバックナンバー

他にも色々と考えられますが、ビジネスで大きく成功している人のメルマガを参考にして、自分だけのメルマガを作り上げていきましょう。

注意点としては、あまりにも大量の情報を載せすぎると、うんざりされて読まれないことや、クリックされる確率の低下や分散を起こします。
情報量は絞ったほうがアクセスを集中させやすいので、厳選した情報だけを記載しましょう。

なお、ヘッダー部分ではメルマガ臭さを消すことが大事だと書きましたが、ここまで読んでくれた人はすでにメルマガだと認識しているはずなので、広告などを設定しても問題ありません。

編集後記

編集後記は必ず書くことをお勧めします。
編集後記とは、メルマガの本文とは別に書く自由な文章のことです。
内容は主に日記や、自分の考えなどプライベートなことを書くことを推奨しています。

※編集後記の例

メルマガ基礎3編集後記
編集後記はお勧め情報の下に記載しますが、これを書く目的は2つあります。

 

1:編集後記をスクロールする途中でお勧め情報を見てもらえる

本文とお勧め情報だけの場合は、本文を読み終わった時点でメールを閉じられてしまう可能性が高くなります。
ほとんどの人は広告・宣伝を自ら進んで読みたいとは思いません。
しかし、編集後記のようなプライベートな文章があると喜んで読んでくれる人は多いです。

特にあなたに関心を持った人や、好意を抱いてくれる人ほど、編集後記を楽しみにしてくれます。
お勧め情報の後に編集後記を配置することで、読者はその途中にあるお勧め情報にも自然と目を通すことになります。

 

2:読者との心理的な距離を縮める

読者は基本的に役に立つ情報を求めてメルマガに登録します。
しかし、登録したメルマガが毎回のように本文でプライベートなことばかり書いていると、あなたのことをよほど好きな人でない限り、このメルマガは役に立たないと思われて解除されてしまいます。

メルマガ本文ではできるだけ役立つ情報やノウハウ、新たな気づきを与えることなどを中心に発信していくべきです。

しかし、「役に立つ」だけでは読者はあなたのことをなかなか好きにはなりません。
教科書や参考書などは勉強するためにはとても役に立ちますが、その作者の名前を覚えることもなければ、ファンになることもありません。

あなたが読者に信用してもらい、好きになってもらうためには、あなたのことをもっと詳しく知ってもらう必要があり、それが出来るようになるのが編集後記です。
例えば、編集後記で車が好きだと書けば、車好きから共感されます。
サッカーが好きだと書けば、同じサッカー好きから共感が得られます。
子育てのことを書けば、同じく子育てをしている人たちから親近感を得られます。
サラリーマンをしながら副業で頑張っていると書けば、同じ状況の人たちから親近感を得られます。

自分のことをどんどん書くことで、あなたに親近感を抱く人の数は確実に増え、継続していくほどに、読者はいつの間にかあなたのことを本当の知り合いのように感じてくれるようになるでしょう。

また、読者があなたにメールを送るきっかけになることも多いです。

編集後記は、読者との信頼関係の構築に対して非常に重要な部分なので、面倒でも必ず書くようにしてください。
編集後記が面白いと、それを目当てにメルマガを読んでくれる読者も増えます。

フッター

フッターとはメルマガ最下部のことです。

メルマガの最後にあなたの情報を簡単にまとめて記載しましょう。
例えば、私の場合は以下のようにしています。メルマガ基礎4フッター

このスタイルを真似してくれてもいいですし、自分でカスタマイズしてもいいです。

特定電子メール法に基づく氏名・住所の開示や購読解除用URLの案内は絶対に忘れないようにしてください。
これらを記載しないことは違法であり、最悪の場合は罰せられる恐れがあります。

また、メルマガ解除用URLについては重要な注意点があります。
メルマガ配信スタンドやメルマガ配信ソフトによっては、ワンクリック解除用URLというものを発行する機能があります。
このURLをメール内に記載していれば、読者はそれを1回クリックするだけでメルマガを即座に解除することができます。
一般的なメルマガ解除のように、メールアドレスを入力して手続きをしなくても解除できるので、読者にとっては便利な機能ですが、このワンクリック解除用URLは絶対に使わないでください。

セキュリティソフトによっては、安全な誘導先なのかを調べるため、メール内のすべてのURLに先回りしてアクセスするものがあります。
このソフトによりワンクリック解除用URLも自動的にクリックされてしまい、読者自身が解除していなくてもメルマガが解除されてしまう現象が起こります。
読者にとっては少し手間になりますが、自分でメールアドレスを入力してから、メルマガを解除してもらうようにしましょう。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

それでは次の、「メルマガの配信時間と配信頻度」に進んでください。

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メルマガの配信時間と配信頻度
メルマガの配信時間と配信頻度 メルマガの配信頻度は基本的に1日1回までを推奨します。 相当面白いメルマガでもない限りは、1日に3通も4通も同じ人からメールが届くのは、誰でもうっとうしいと感じます。 場合によっては、迷惑メールやスパムだと判断する人もいるかもしれません。 内容の薄いメルマガを1日に何通も配信するよりも、内容がある程度充実したメルマガを数日に1回届け...