ビジネス用のブログを作ろうとして、最初に手が止まるのがブログタイトルです。何となく自分の名前を入れてみたものの、これでいいのか分からない。凝った名前を考え始めると、いつまでも決まらない。そんな方は多いです。
こういうとき、多くの方は「覚えてもらいやすい名前」や「おしゃれな名前」を考えようとします。でも、ビジネスのブログでまず大事なのは、覚えやすさより「何のブログかがすぐ分かること」です。
結論から言うと、ブログタイトルは、誰に向けて、どんな情報を発信しているブログなのかが一目で伝わるように付けます。そのために、読者が探している言葉(キーワード)を入れ、並べ方と長さを整えます。
この記事では、ブログタイトルを決める4つのポイントと、タイトルの下に書く説明文の書き方、よくある失敗をお伝えします。
ブログタイトルは、読者が最初に目にする文章
初めてブログを訪れた人は、ほんの数秒で「このブログを読むかどうか」を決めています。その判断に使われるのが、ブログタイトルと、その下にある説明文です。
最初に目にした文章で「面白くなさそう」「探している情報はなさそう」と思われると、どれだけ役に立つ記事を用意していても、読み進めてもらえません。
だからこそ、ブログタイトルは、狙った読者が思わず立ち止まるような、分かりやすさと具体性を持たせて考えます。
ブログタイトルを決める4つのポイント
ブログタイトルを考えるときは、次の4つを意識してください。
| ポイント | やること |
|---|---|
| 1. キーワードを入れる | ブログのテーマを表す言葉を入れる |
| 2. 大事な言葉を前に置く | いちばん伝えたい言葉をタイトルの前のほうに置く |
| 3. キーワードを組み合わせる | 2つ以上の言葉を組み合わせて、読者を絞る |
| 4. 長さを整える | 長すぎず、短すぎず、具体性が伝わる長さにする |
1. キーワードを入れる
あなたのブログのテーマに関わる言葉を、タイトルと説明文にできるだけ入れてください。
たとえば、起業の方法について発信するなら「起業」「独立」などの言葉を入れます。「会社員」「主婦」「学生」など、読んでほしい人を表す言葉があれば、それも入れたほうが伝わります。
「〇〇のブログ」のように自分の名前だけのタイトルでは、どんな内容なのか分かりません。 そのため、開いてすぐに閉じられてしまいやすくなります。どんな人が、どんな情報を発信しているのかが、最低限は分かるようにしましょう。
2. 大事な言葉を前に置く
タイトルの中で、いちばん伝えたい言葉は前のほうに置きます。
たとえば「亀井のブログ コーチのための集客ブログ」とすると、最初に目に入るのは「亀井」です。私のことを知らない人にとっては、何のブログなのかが最後まで読まないと分かりません。
これを「集客に悩むコーチのための、亀井のブログ集客戦略」とすると、最初に「集客」「コーチ」が目に入ります。検索結果などでタイトルの後ろが省略されて表示されたときも、何のブログかが伝わりやすくなります。
3. キーワードを組み合わせる
キーワードは、1つだけより、組み合わせたほうが読者に届きやすくなります。
たとえば「アフィリエイト」という言葉だけでタイトルを付けたとします。この言葉で検索すると、長く運営されている大きなサイトや、会社が運営するサイトがたくさん並びます。始めたばかりのブログが、その中で上のほうに表示されるのは簡単ではありません。
そこで、言葉を組み合わせます。
- 「アフィリエイト」+「ツール」+「テンプレート」
- 「アフィリエイト」+「初心者」+「主婦」
このように、2つ以上の言葉を組み合わせたものを「複合キーワード」と呼びます。組み合わせることで競争する相手が減り、探している読者にも「自分のためのブログだ」と感じてもらいやすくなります。
4. 長さを整える
タイトルは、長すぎても短すぎても伝わりにくくなります。
長すぎると、どの言葉がいちばん大事なのかがぼやけます。読者も、一目で内容をつかめません。
反対に「ブログアフィリエイト」のように短すぎると、アフィリエイトの日記なのか、やり方の解説なのか、アフィリエイトをするためだけのブログなのかが分かりません。具体性がないタイトルは、読者の興味を引けません。
長くなりすぎないように気をつけながら、興味を持ってもらえるくらいの具体性を入れる。このバランスを意識してください。
ブログの説明文は、タイトルで伝えきれないことを書く
ほとんどのブログでは、タイトルの下に説明文を書けます。ここにも狙ったキーワードを入れて、初めての人が記事を読みたくなるような文章を書きましょう。
タイトルと同じことを書かない
よくあるのが、タイトルと説明文をほとんど同じにしてしまうことです。
- タイトル:「会社員のための、週末から始める起業の教科書」
- 説明文:「会社員のための、週末から始める起業の教科書です」
限られた場所で、同じことを2回書くのはもったいないですよね。説明文には、タイトルで伝えきれなかったことを書きます。
- どんな情報を発信しているのか
- 書いているのはどんな人か
- 何を目的にしたブログなのか
- どんな人に読んでほしいのか
- このブログならではの特徴
読むのは、検索エンジンではなく人
タイトルや説明文を考えるときは、検索のことも大事ですが、最後に読むのは人だということを忘れないでください。キーワードを意識しすぎて、言葉を並べただけの、意味の通らない文章にならないように気をつけましょう。
ブログタイトルを決める進め方
ブログタイトルは、次の順番で考えると決めやすくなります。
- このブログを読んでほしい人を、1行で書く
- その人が検索しそうな言葉を、5〜10個書き出す
- その中から、いちばん大事な言葉を1つ選び、タイトルの前のほうに置く
- 読者を表す言葉や、組み合わせる言葉を足す
- 長すぎないかを見直し、説明文にはタイトルで伝えきれないことを書く
いちばん大事なのは、1番目です。誰に読んでほしいのかが決まっていないと、どんな言葉を選べばいいのかも決まりません。読んでほしい人の決め方は、WHO設計の11項目と選び方で詳しく解説しています。読者が普段使う言葉の探し方は、見込み客が普段使う言葉に言い換える方法が参考になります。
なお、ブログタイトルや説明文は、あとから変えられます。思いつかない場合は、まずは簡単なもので始めて構いません。読者の反応を見ながら、少しずつ育てていきましょう。
ブログタイトルでよくある失敗
最後に、ブログタイトルでよくある失敗をまとめておきます。
| よくある失敗 | どう直すか |
|---|---|
| 自分の名前だけのタイトルにしている | テーマや読者を表す言葉を入れる |
| いちばん伝えたい言葉が後ろにある | 大事な言葉を前のほうに置く |
| 大きな言葉1つだけで勝負している | 2つ以上の言葉を組み合わせる |
| 言葉を詰め込みすぎて長い | 大事な言葉に絞り、具体性は残す |
| 説明文がタイトルとほぼ同じ | タイトルで伝えきれないことを書く |
| 決められずに、ブログを始められない | 仮のタイトルで始め、あとで直す |
ブログの運営者名の決め方は、ブログ運営者名の決め方で解説しています。
まとめ
- ブログタイトルは、誰に向けて何を発信しているブログかが一目で伝わるように付ける
- テーマを表すキーワードを入れ、いちばん大事な言葉を前のほうに置く
- 言葉を組み合わせて読者を絞り、長さは具体性が伝わる程度に整える
- 説明文には、タイトルで伝えきれなかったことを書く
- タイトルはあとから変えられるので、仮のもので始めて育てていく
まずは、あなたのブログを読んでほしい人を1行で書き、その人が検索しそうな言葉を5つ書き出してみてください。その中のいちばん大事な言葉を前に置けば、タイトルの骨組みができあがります。


