アメブロのプロフィールを、始めたときに書いたまま何年も放置している。経歴と資格を並べただけになっている。そんな方は少なくありません。
プロフィールは、記事に比べて後回しにされがちです。でも、実はプロフィールは、思っている以上に読まれています。
結論から言うと、アメブロのプロフィールは経歴書ではありません。読者に「探していたのはこの人だ」と感じてもらい、あなたとつながる理由を作るためのページです。そのために入れたい要素は、次の3つです。
| 要素 | 目的 |
|---|---|
| 1. 専門性と差別化 | 「探していたのはこの人だ」と思ってもらう |
| 2. ストーリーと自己開示 | 親近感を持ってもらう |
| 3. 理念 | 考え方に共感してもらう |
この記事では、プロフィールが読まれる理由と、3つの要素それぞれの書き方、そしてプロフィールを書く手順とよくある失敗をお伝えします。
アメブロのプロフィールは、思っている以上に見られている
アメブロは、普通のブログというより、SNSに近い場所です。読者はいろいろなブログを行き来しながら、気になる書き手を見つけ、つながっていきます。
読者がブログのタイトルに惹かれて記事を読み、その記事を気に入ったとします。このとき、読者の頭に浮かぶのは「この記事は、どんな人が書いているんだろう?」という疑問です。そして、プロフィールを見にいきます。
ここでプロフィールの内容がぼんやりしていたり、魅力が伝わらなかったりすると、「記事はよかったけれど、この人じゃなくてもいいかな」と感じて、読者になってもらえないこともあります。
つまり、記事が読まれるほど、プロフィールも見られます。記事で生まれた興味を、つながりに変えられるかどうかは、プロフィールで決まるのです。
要素1:専門性と差別化で「探していたのはこの人だ」と思ってもらう
1つ目は、読者に「探していたのはこの人だ」と思ってもらうことです。そのためには、あなたのお客さんになってほしい人に合わせた差別化が必要です。
大切なのは、あなたが提供したいものと、読者が求めているものが一致していることです。そして、「誰でもいい」ではなく、「この人がいい」と感じてもらうことです。
差別化のためには、次のようなことを具体的に示します。
- 他の人とは違う得意なこと、経験、強み
- 「〇〇専門」のような、専門性がひと目で分かる言葉
- あなたの知識や経験から生まれた実績
私が当時プロフィールに書いていたのは、たとえば次のような内容です。
- 好きなことでお金を稼ぎたい人専門のコンサルタント
- ブログとメルマガを中心に解説
- アメブロでの集客がうまくいったことをきっかけに、コンサルタントを始めた
- コンサルタントの活動を始めて1か月で50万円以上の利益を得た
- 無駄がなく、初心者にも分かりやすい具体的なノウハウを届けている
「〇〇専門」の決め方は、ポジショニングの3段階で詳しく解説しています。
すごい実績でなくていい
差別化というと、何か特別なことを書かなければと思うかもしれません。でも、そうではありません。あなたが持っている知識や経験の伝え方を、少し変えるだけで構いません。
たとえば、片づけが得意な人なら「子育てで忙しくても、散らからない部屋の仕組みを作れる」。食事の知識がある人なら「無理な食事制限をせずに、体調を整えてきた」。
誇張する必要はありません。当たり前の事実でも、読者が「それが知りたかった」と感じる言葉で伝えることがポイントです。
要素2:ストーリーと自己開示で親近感を持ってもらう
2つ目は、読者に親近感を持ってもらうことです。そのために使うのが、「ストーリー」と「自己開示」です。
あなた自身の歩んできた道を、ストーリーとして書きます。人を惹きつけるストーリーのポイントは、過去と今のギャップです。うまくいかなかった時期があり、そこから今に至るまでの流れがあると、読者は自分と重ねて読んでくれます。
私の場合は、会社員時代に長時間労働や転勤への不安から、時間の自由も、場所の自由も、心の余裕もなかったこと。独立した直後は収入が安定せず、お金の自由もなかったこと。そこから今に至るまでの話を書いています。
苦手なことも、親近感につながる
苦手なことを少し書くのも効果的です。たとえば私なら、単調な繰り返しの作業が苦手、早寝早起きができない、食べ物の好き嫌いが多い、実は人見知りで自分の話をするのが苦手、といったことです。
完璧な人より、少し弱いところもある人のほうが、読者は話しかけやすくなります。ただし、無理に暗い過去を書く必要はありません。自分が話せる範囲で、正直に書くことを大切にしてください。普段の記事の中でも、ときどき自分の苦手なことを書いてみると、読者との距離が縮まります。
要素3:理念を伝える
3つ目は、理念を伝えることです。上の2つを入れるだけでもプロフィールはかなり良くなりますが、ここまで書けると、読者はあなたの考え方に共感してくれるようになります。
理念とは、あなたがなぜこの仕事をしているのか、どんな思いで活動しているのか、ということです。活動を始めたきっかけや、大切にしていることを、正直に書きましょう。
理念をうまく言葉にできないときは、普段のあなたが「何を見て」「何を感じ」「何に葛藤しているか」を考えてみてください。たとえば、お客さんのどんな姿を見たときに一番うれしいか。業界のどんなところに違和感を持っているか。そこに、あなたの理念が隠れています。
プロフィールを書く手順
3つの要素を踏まえて、プロフィールは次の順番で書くと、まとまりやすくなります。
- 一行目にポジションを書く:「誰の、何を解決する人か」を一文で
- 専門性と実績を並べる:読者が「この人がいい」と感じる材料を具体的に
- ストーリーを書く:うまくいかなかった時期から今までの流れを、話せる範囲で
- 理念を書く:なぜこの仕事をしているのか、何を大切にしているのか
- 最後に、次に読んでほしい記事を案内する:プロフィールを読んだ人が、次にどこへ進めばいいか分かるようにする
プロフィール欄が長くなりすぎると最後まで読まれにくいので、詳しいストーリーは別の記事にまとめ、プロフィール欄からその記事へ案内する形もおすすめです。プロフィール記事の書き方は、プロフィール記事はしっかり書こうを参考にしてください。
よくある失敗
資格と経歴だけが並んでいる
資格や経歴は大切ですが、それだけでは「この人に頼むと、自分はどうなれるのか」が伝わりません。資格の横に、それを使って誰の役に立てるのかを一言添えましょう。
誰に向けたプロフィールかが分からない
「どなたでもお気軽に」という書き方は、親切に見えて、誰にも響きません。あなたのお客さんになってほしい人を思い浮かべて、その人に向けて書いてください。お客さんがアメブロのどこにいるのかを確かめる方法は、アメブロであなたのお客さんがどこにいるかを確かめる3つの手順で解説しています。
一度書いたまま放置している
活動の内容や実績は、時間とともに変わっていきます。半年に一度はプロフィールを読み返して、今のあなたに合っているかを確かめましょう。
まとめ
- アメブロでは、記事を気に入った読者が次にプロフィールを見る。プロフィールは経歴書ではなく、つながる理由を作るページ
- 専門性と差別化で、「探していたのはこの人だ」と思ってもらう。すごい実績でなくても、伝え方を変えれば差別化になる
- ストーリーと自己開示で親近感を持ってもらう。話せる範囲で、正直に書く
- 理念を伝えて、考え方に共感してもらう
- 一行目にポジション、次に専門性、ストーリー、理念、最後に次に読んでほしい記事の順で書く
まずは、今のプロフィールの一行目を読み返してみてください。そこに「誰の、何を解決する人か」が書かれていなければ、その一文を書き直すことから始めましょう。


