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情報を詰め込んだ長い動画ほど見られません|集客のために制作する動画の長さの目安と、短くまとめる3つの手順

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この記事は約6分で読めます。

動画を作り始めたけれど、1本作るのにとても時間がかかる。伝えたいことが多くて、気づけば20分、30分と長くなってしまう。その結果、なかなか本数が増えない。そんな悩みを持っている方は多いです。

伝えたいことがたくさんあるのは、それだけ知識や経験がある証拠です。ただ、集客のための動画では、長くすればするほど良いというわけではありません。

結論から言うと、見込み客と出会うための動画は、1本で1つの疑問に答える、短い動画が基本です。目安は平均5分程度。短いものなら1分程度でもかまいません。長くても10分以内に収めることをおすすめしています。

この記事では、なぜ短い動画が集客に向いているのか、動画が長くなってしまう理由、短くまとめる手順、そしてよくある失敗をお伝えします。

見込み客は「すぐに答えがほしい」と思っている

見込み客が1日に使える時間は限られています。仕事や家事の合間に、気になったことを調べる。そのとき、1つの疑問の答えを知るために、何十分も時間をかけることはほとんどありません。

自分が疑問に思うこと、探している情報は、すぐに見つけたい。これが、動画を探している人の自然な気持ちです。

たとえば、「ブログのプロフィールには何を書けばいいのか」を知りたい人が、動画を開いたとします。最初の数分が別の話で、答えがなかなか出てこなければ、別の動画を探しにいってしまうかもしれません。

一方で、その疑問にまっすぐ答えてくれる短い動画なら、最後まで見てもらいやすくなります。そして「この人の話は分かりやすい」と感じてもらえれば、ほかの動画も見てもらえます。

短い動画は、作る側にとっても続けやすい

短い動画の良さは、見る側だけではありません。作る側にとっても大きな利点があります。

長い動画 短い動画
制作の手間 撮影も編集も時間がかかる 短時間で仕上がる
外注する場合の費用 長さに応じてかさみやすい 抑えやすい
本数 増やしにくい たくさん作れる
見込み客との出会い 入り口が少ない 入り口が多くなる

短い動画をたくさん作れば、それだけ見込み客との入り口が増えます。1本の長い動画にすべてを詰め込むより、テーマを分けて何本も作ったほうが、さまざまな疑問を持った人に見つけてもらえるのです。

動画の長さについての考え方は、動画は10分以内が鉄則でも書いています。

動画が長くなってしまう3つの理由

では、なぜ動画は長くなってしまうのでしょうか。よくある理由は次の3つです。

  1. 1本に複数のテーマを入れている:「ついでにこれも」と話を広げるうちに、テーマが2つ3つになっている
  2. 前置きが長い:自己紹介や経緯の説明に時間をかけて、本題に入るまでが長い
  3. 話す順番が決まっていない:その場で考えながら話すので、同じことを繰り返したり、話が戻ったりする

どれも、知識が足りないから起こるのではありません。むしろ伝えたいことが多い人ほど起こりやすいものです。そして、どれも準備の仕方で直すことができます。

特に、専門の知識がある人ほど「これを説明しないと誤解されるかもしれない」「前提から話さないと伝わらないかもしれない」と考えて、説明を足していきがちです。丁寧に伝えたいという気持ちは、とても大切です。

ただ、見る人の立場で考えると、最初に必要なのは全部の前提ではなく、自分の疑問への答えです。前提の説明が必要なら、それは別の動画にして、「詳しくはこちらの動画で」と案内すれば十分です。1本で全部を伝えようとしないことが、結果として丁寧な伝え方になります。

動画を短くまとめる3つの手順

動画を短くまとめるには、撮影の前に次の3つを準備します。

1. 答える疑問を1つに決める

まず、その動画で答える疑問を1つだけ決めます。「集客のやり方」のような大きなテーマではなく、「プロフィールに何を書けばいいか」のように、見る人が実際に調べそうな疑問にするのがポイントです。

2. 結論から話す順番を決める

話す順番は、「結論 → 理由 → 具体例 → 今日からできること」の4つにします。最初に結論を伝えることで、見る人は「この動画で答えが分かる」と安心して見続けてくれます。

3. 入りきらない話は、別の動画にする

準備しているうちに「これも伝えたい」という話が出てきたら、その動画には入れず、別の動画のテーマとしてメモしておきます。こうすると、1本が短くなるだけでなく、次に作る動画のテーマも自然とたまっていきます。

準備メモの例

たとえば、「ブログのプロフィールには何を書けばいいか」という疑問に答える動画なら、撮影前のメモは次のような4行で十分です。

  1. 結論:経歴だけでなく、発信を始めた理由と、苦労した時期を書く
  2. 理由:読者は「何ができる人か」より先に「どんな人か」を知りたいから
  3. 具体例:経歴だけのプロフィールと、理由が書かれたプロフィールを読み比べる
  4. 今日からできること:発信を始めた理由を3行で書いてみる

このメモを見ながら話せば、話がそれることも、同じことを繰り返すことも少なくなります。慣れてくれば、メモを作るのに10分もかからなくなるはずです。

撮影のときは、メモを読み上げるのではなく、見ながら自分の言葉で話すのがおすすめです。多少言いよどんでも、かまいません。見る人が知りたいのは、きれいな話し方より、自分の疑問への答えだからです。

最後まで見てもらう工夫については、視聴者を最後まで惹きつける7つの原則も参考にしてください。

長さを決めるときの判断の目安

目安は平均5分程度、長くても10分以内です。ただ、動画の役割によって、ちょうどいい長さは変わります。

動画の役割 長さの目安
1つの疑問に答える入り口の動画 1〜5分程度
考え方や手順をまとめて解説する動画 5〜10分程度
すでに関心を持ってくれた人に向けた講座 内容に合わせて長くてもよい

この記事でお伝えしているのは、主に1つ目と2つ目、つまり新しい見込み客と出会うための動画の話です。すでにあなたに関心を持ってくれている人に向けた講座やセミナーは、内容に合わせて長くなってもかまいません。

大事なのは、長さそのものより「見る人の時間を大切にしているか」です。 同じ5分でも、答えがすぐに出てくる動画と、前置きが長い動画では、見る人の感じ方がまったく違います。

動画の長さでよくある失敗

動画の長さについて、よくある失敗は次のとおりです。

よくある失敗 どう直すか
1本に伝えたいことを全部詰め込む 答える疑問を1つに絞り、残りは別の動画にする
自己紹介や前置きが長い 最初に結論を伝え、自己紹介は短くする
短くしようとして、説明が足りなくなる 結論・理由・具体例・今日できることの4つはそろえる
完璧な1本を作ろうとして、本数が増えない 短い動画を何本も作り、反応を見て直す

完璧な1本を作ろうとするより、短い動画を続けて出していくほうが、見込み客との出会いは増えます。撮影や編集が負担になっている場合は、苦手な工程だけを任せる方法もあります。考え方は動画制作を外注するときの発注のコツでまとめています。

まとめ

  • 集客のための動画は、1本で1つの疑問に答える短い動画が基本
  • 目安は平均5分程度。短いものは1分程度でもよく、長くても10分以内に収める
  • 動画が長くなる原因は、テーマが多い・前置きが長い・話す順番が決まっていないこと
  • 撮影前に、答える疑問を1つに決め、結論から話す順番を決め、入りきらない話は別の動画にする
  • 大事なのは長さより、見る人の時間を大切にしているか

まずは、次に作る動画で「答える疑問」を1つだけ書き出してみてください。その疑問に結論から答える4行のメモができれば、短い動画の準備はほとんど終わっています。