ビジネスは目標と手段を明確にして取り組む

マインド
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「行動を伴わない計画は無益であり、計画のない行動は破滅を招く」

チェス世界王者ガルリ・カスパロフの著書「決定力を鍛える」より

 

ビジネスに限らず何かを成し遂げるためには、次の三つを具体的にイメージできているかどうかがポイントになると言われます。

1:目標設定
2:現状把握
3:手段の細分化

この三つが明確になっている人は、何をしても成果を出すことができ、これが明確になっていない人は何をやってもうまくいきません。

 

目標設定

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私がコンサルティングをする際には、目標の確認として以下のように質問します。
「○○さんは毎月どのくらいの金額を稼ぎたいと考えていますか?」

この質問に対して何の根拠もなく月収100万円くらい稼ぎたいとか、稼げるならいくらでも稼ぎたいというような答えをする人は、そのままではほぼ間違いなくその金額を達成できません。

 

なぜなら、目標とする金額が曖昧であり、ゴールが見えていない状態だからです。

 

「とにかく何でもいいからお金を稼ぎたい」という思いでビジネスを始める人は、ゴールが見えていない状態なので、ほとんどの場合でモチベーションが続きません。

いつまで続ければ成果が出るのか、自分はどこに向かって進んでいるのか、そもそもゴールが何なのかも分からないので、何かに躓いた瞬間に行動することを止めてしまう傾向があります。

 

例えば、マラソンでゴールも分からずに走り続けられる人などいないと思います。

余程の強靭な精神力を持っている人か、単なる変人でも無ければ、いつまで走ればいいのか分からない状況で走り続けることはできないでしょう。

 

そのため、まずはあなた自身がどのくらいの金額を手に入れたいのかという目標を具体的に設定する必要があります。

 

現状把握

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自分の今の状況がどんな状況なのかをきちんと把握しておく必要があります。

・どんなメディアを運営しているか
・毎月のアクセス数はどのくらいか
・メルマガの登録者数は何人か
・毎月の収入はいくらか

最低限、このようなことは把握しておくべきです。

 

なお、現在毎月50万円くらいの収入があり、目標金額を月収100万円にするのであれば、あと50万円増やすための手段を考えることになります。

しかし、現状が副業での収入がゼロであれば、まずはビジネスの土台作りから始める必要があります。

 

目標(ゴール)を決定し、現状(スタート)を把握したら、次にスタートとゴールを結ぶ手段(ルート)を明確にして進めていくことになります。

 

手段の細分化

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ビジネスで月に10万円稼ぐ場合と100万円稼ぐ場合では、必要なスキルにあまり大きな違いはありませんが、取り組むべき時間、労力、戦略は大きく違います。

 

月に10万円であれば1万円の商品が10個か、5万円の商品が2個か、10万円の商品が1個売れれば達成できます。

10万円という明確な目標値が設定されていれば、そのための単価をいくらに設定して、何個販売できれば良いのかという数字目標が明確になります。

そして、その件数を成約するためには、何をしなければならないかということを考えていけば良いです。

 

ところが、このようなことを全く考えていない人は非常に多いです。

 

私がコンサルしたコーチの方の実例ですが、収益ゼロからのスタートでしたが、コンサル開始当初はとにかく収入が欲しいということで漠然とした目標しかなく、稼げればいくらでもいいという感じでした。

コンサル開始後に目標設定をして月収100万円を達成したいと考えるようになりましたが、収益を生み出すサービスは1回当たり1万円でコーチングをしたいということで、月収100万円を達成するには100人の対応が必要となります。

 

毎日稼働した場合には、1日3人に対応して、1人当たり2時間のコーチングをすると1日に6時間の対応が必要です。

20日稼働にした場合には、1日5人に対応して、1人当たり2時間のコーチングをすると1日に10時間の対応が必要です。

 

この時点で目標金額と今の手段では達成することが困難だということが明確になります。

毎日コーチングはできないし、休みを取ればその分の人数を別の日でカバーするために1日当たりの対応人数が多くなりすぎて対応が困難になります。

 

目標額を曖昧なまま決めて、手段を具体的に考えていないとこのような状況に陥ります。

 

コンサル生を指導する際の目標設定の段階で、このような計算をして「そのような生活パターンを望みますか?」と質問するのですが、同じようなケースの場合はほぼ全員が望まないと答えます。

基本的にほぼ全員がもっと働く時間を少なくしたいとか、毎日そんなに多くの人の対応はできないと言います。

 

ここでの問題は、曖昧な目標設定に対して、曖昧な手段しか考えていないことです。

 

このような場合は、提供するサービスに高額なコースを設定するか、コンテンツ販売などの一度作れば、その後に何個売れてもほとんど労働する必要のない商品を準備するなどの対応をお勧めしています。

 

前述のコーチはメニューを単発の1万円、複数回セット売りの3万円、数ヶ月サポートの20万円のコースを設定し、さらに3~10万円の複数タイプのコンテンツ販売を行うように変更したことで、1日に1~2名のコーチングとコンテンツの売り上げにより月収100万円を達成しながら、月に20日以下の稼働で1日の労働時間も2~4時間程度となり、とても自由度の高い生活を手にしています。

 

また、手段の細分化としては、一件成約するために必要なブログへのアクセス数や、メルマガの登録者数などを明確にしておくことで、より具体的な戦略が決定できます。

作業内容を細かく洗い出し、やるべきことが明確になれば、段階を追って進めることができるので、目標までたどり着くための計画も立てやすくなります。

 

まとめ

目標設定、現状把握、手段の細分化の三つを明確にすることで、偶然うまくできたとか、行き当たりばったりではなく、成功するべくして成功するということが実現できます。

ぜひ、しっかりと目標を設定して、現状を把握したうえで実現するための手段が実行可能になるように具体的にして、日々の作業に落とし込んでみてください。

また、その中で検討段階の考えが甘く実現不可能な場合は、目標や手順の見直しを行い、実現できる内容へと修正してみてください。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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